1日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、上げ幅は一時700円を超えた。前日に1910円安と急落し、買い戻しは入りやすかったが、それだけではない。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米経済は堅調と強調したことや、石破茂・自民党新総裁が衆院選を前倒ししたことが買い材料視されている。好悪材料が混在するなか、「いいとこ取り」の株高には不透明感も残る。

「株式市場にとって、材料が都合のいいよう...(以下有料版で,残り1200文字)

日本経済新聞 2024年10月1日 11:59 (2024年10月1日 12:33更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB011LI0R01C24A0000000/