https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-VCDRHRXXD5KM3JAK4LCZCNPLMA/

だから、言わんこっちゃない。

石破自民党が歴史的大敗。自公で過半数割れは15年ぶりだ。さすがに開票を見守っているときも、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。

それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。

「なぜ、言わんこっちゃない」か。

1カ月前、9月27日の自民党総裁選。第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。

高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181


石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154

ところが決選投票ではこれが逆転。

石破候補 議員票189 地方票26 計215

高市候補 議員票173 地方票21 計194

つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。

岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。

この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。

もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。

選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。

石破総理は応援に来なくていい。来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。


むろん選挙にも負けなかったに違いない。

繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。

今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから「言わんこっちゃない」と言っているのだ。

(略)