新年度予算案を年度内に成立させることができるのか?注目の通常国会が、きょう召集されました。
石破茂総理は、施政方針演説で「楽しい日本」を目指すとして、その実現のため令和の日本列島改造を進めるなどと訴えました。

▽石破茂 総理
「『楽しい日本』とは、すべての人が安心と安全を感じ、自分の夢に挑戦し、きょうより明日はよくなると実感できる。多様な価値観を持つ一人一人が、互いに尊重しあい、自己実現を図っていける。活力ある国家です。」

石破総理は、「楽しい日本」実現の政策の核心は、地方創生だと述べ、これを「令和の日本列島改造」として強力に進めると訴えました。そして、「若者や女性にも選ばれる地方」や「産官学の地方移転と創生」など5つの柱を示しました。

通常国会の会期は、6月22日までの150日間。まずは、新年度予算案の年度内成立が焦点です。

少数与党を率いる石破政権にとって、予算案や法案の成立には、野党の協力が必要で、先送りとなっている企業・団体献金の扱いやいわゆる年収の壁については123万円からのさらなる引き上げ、また、教育無償化などでの協議の行方に注目が集まります。

しかし、この夏の東京都議会選挙や参議院選挙を見据え、野党は攻勢を強める姿勢で厳しい政権運営が続くのは必至です。

[BSS]
2025/1/24(金) 20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/480d21caf40d72cda7f13bf84f552bc5eae6d9d2