テレしず
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カラオケ店で別の客に暴行を加え全治2週間のケガをさせたなどとして、陸上自衛官が停職処分となりました。

停職3カ月の懲戒処分となったのは陸上自衛隊 滝ケ原駐屯地 普通科教導連隊に所属する陸士長(26)です。

駐屯地によりますと陸士長は2024年1月13日、御殿場市内にあるカラオケ店で誤って別の部屋に入ったことで中にいた客から苦情を言われ、口論の末に一方的に暴行を加えて全治2週間のケガをさせました。

暴力行為は駆けつけた警察から部隊への報告で発覚し、駐屯地の聞き取りに対し、陸士長は「深く反省しています」と話しているということです。

また、この陸士長は2021年11月10日、酒に酔って寝ていたため帰隊時間になっても駐屯地に戻らなかったことも明らかになっています。

一方、滝ケ原駐屯地は陸士長の性別について「LGBTQに対する偏見や差別につながる可能性があることから公表はできない」とした上で、普通科教導連隊長・山口勝一等陸佐の名前で「全隊員に対し遵法精神に関する教育及び服務指導を行い再発防止に努める」とコメントしています。

なお、傷害については被害者と示談が成立しているということです。