https://www.j-cast.com/tv/images/2019/05/tv_20190510125539.jpg
今週末の12日の日曜(2019年5月)は「母の日」だ。カーネーションなどの花を贈る人も多いだろうが、介護の現場から「やめてほしい」という声が上がり、波紋を広げている。
きっかけは、ネットに投稿されたこんなツイートだった。「言ったら怒られるであろう介護職の心の叫びを、つぶやかせていただきます。(介護施設にはたくさんの花が送られてくるが)介護職に、利用者のお世話に加え花の世話という仕事が増えてしまいますので、できれば花を贈るのはお控えいただきたい。以上、心の声でした」
つぶやいたのは介護施設で高齢者の介護にかかわる仕事をする50代の男性だった。
このツイートに対し、介護現場で働く人たちからは賛同の声が多数上がった。たとえば、「花束が贈られてきても花瓶はない。花瓶を買わなければ飾れない」という。ほかにも「胡蝶蘭が贈られてきても世話が大変」「飾っていた花が枯れてしまったのに、贈られたお母さんが"捨てないで"というのが困る」「枯れたら、"あなたがちゃんと世話をしてくれないから"と言われた」などの声が聞かれた。
■母の日にもらいたいものトップ「気持ちだけで十分。ものはいらない」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「20床ある施設だったら、花瓶が20個必要になりますよね」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「そういう現状を贈る側が知らないのは、会いに行かないから」
長嶋「オレが介護施設に入るようになったら、花を贈られるより来てもらいたいよね」
吉永みち子(作家)「最近、病院では、お見舞いの花束を禁止しているところが多いですよね。感染症リスクもあると言われていて、そうしたことも考える必要があります」
「母の日に何をもらいたいか」を聞いたアンケートがある。送りたいものの1位は「花」で49.9%だったが、送ってもらいたいものランキングで「花」は2位(24%)。1位は何かというと、「気持ちだけで十分。ものはいらない」(48%)だった。
この機会に、離れて暮らす母と連絡を取ってみたらいかがか。
2019/5/10 12:59
https://www.j-cast.com/tv/2019/05/10357118.html
情報番組『モーニングショー』(テレビ朝日系)で取り上げられた介護職員のある発言が反響を呼んでいる。
話題となってるのは、5日にツイッターで介護職員を名乗るユーザーが発信したあるツイート。そのツイートでは、母の日になると施設にたくさんの花が送られてくると前置きされ、利用者のお世話という職員の仕事に花の世話という仕事が増えてしまうので、花を送るのは控えていただきたいといった文面がつづられていた。
10日放送の『モーニングショー』ではこれを取り上げ、このツイートに、介護の現場から働く人たちから同意の声が多数寄せられていることを紹介。また、街行く人のインタビューで、「やっぱり贈る気持ちって大事だと思うので、ダメって言われると寂しいかなと思う」「一年に一度くらい、母の日くらいお世話してくださってもいいと思う」と、それでも花を送りたい人の意見を取り上げていた。
また、スタジオでは、花瓶がないのに花束だけを送ってくる利用者家族のほか、枯れた花を見て「心を込めて贈ってくれたものだから捨てないで」と言う利用者や、「ちゃんとお世話してくれたの?」という利用者家族もいることを取り上げていたが、コメンテーターの玉川徹氏は「(花瓶がないのを知らないのは)介護施設に行ってないんですよ。行かないから送るんですよね」とバッサリ。長嶋一茂も「花送られるよりも、週1回来てもらったほうがいいよね、手ぶらでね」と言い、介護施設に花を送る事に対して否定的な姿勢を見せていた。
この特集に、ネットからは「花を送るって、やっぱり自己満足でしかないよね」「玉川さんの言う通り、会うのが一番」「枯れたらクレームとか怖すぎる…」といった反響が続出。また、「今はプリザーブドフラワーもあるし、世話要らずの贈り物でも良い気がする」「プリザーブドフラワーとかハーバリウムを送るようにしたらいいんじゃないかな?」といった代替案も出ていた。
5月の第2日曜日に設定されている「母の日」。今年は12日だが、果たしてこの特集で介護の現場が変化することはあるのだろうか――。
2019/5/10 12:41
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190510-94298369-naigai
今週末の12日の日曜(2019年5月)は「母の日」だ。カーネーションなどの花を贈る人も多いだろうが、介護の現場から「やめてほしい」という声が上がり、波紋を広げている。
きっかけは、ネットに投稿されたこんなツイートだった。「言ったら怒られるであろう介護職の心の叫びを、つぶやかせていただきます。(介護施設にはたくさんの花が送られてくるが)介護職に、利用者のお世話に加え花の世話という仕事が増えてしまいますので、できれば花を贈るのはお控えいただきたい。以上、心の声でした」
つぶやいたのは介護施設で高齢者の介護にかかわる仕事をする50代の男性だった。
このツイートに対し、介護現場で働く人たちからは賛同の声が多数上がった。たとえば、「花束が贈られてきても花瓶はない。花瓶を買わなければ飾れない」という。ほかにも「胡蝶蘭が贈られてきても世話が大変」「飾っていた花が枯れてしまったのに、贈られたお母さんが"捨てないで"というのが困る」「枯れたら、"あなたがちゃんと世話をしてくれないから"と言われた」などの声が聞かれた。
■母の日にもらいたいものトップ「気持ちだけで十分。ものはいらない」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「20床ある施設だったら、花瓶が20個必要になりますよね」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「そういう現状を贈る側が知らないのは、会いに行かないから」
長嶋「オレが介護施設に入るようになったら、花を贈られるより来てもらいたいよね」
吉永みち子(作家)「最近、病院では、お見舞いの花束を禁止しているところが多いですよね。感染症リスクもあると言われていて、そうしたことも考える必要があります」
「母の日に何をもらいたいか」を聞いたアンケートがある。送りたいものの1位は「花」で49.9%だったが、送ってもらいたいものランキングで「花」は2位(24%)。1位は何かというと、「気持ちだけで十分。ものはいらない」(48%)だった。
この機会に、離れて暮らす母と連絡を取ってみたらいかがか。
2019/5/10 12:59
https://www.j-cast.com/tv/2019/05/10357118.html
情報番組『モーニングショー』(テレビ朝日系)で取り上げられた介護職員のある発言が反響を呼んでいる。
話題となってるのは、5日にツイッターで介護職員を名乗るユーザーが発信したあるツイート。そのツイートでは、母の日になると施設にたくさんの花が送られてくると前置きされ、利用者のお世話という職員の仕事に花の世話という仕事が増えてしまうので、花を送るのは控えていただきたいといった文面がつづられていた。
10日放送の『モーニングショー』ではこれを取り上げ、このツイートに、介護の現場から働く人たちから同意の声が多数寄せられていることを紹介。また、街行く人のインタビューで、「やっぱり贈る気持ちって大事だと思うので、ダメって言われると寂しいかなと思う」「一年に一度くらい、母の日くらいお世話してくださってもいいと思う」と、それでも花を送りたい人の意見を取り上げていた。
また、スタジオでは、花瓶がないのに花束だけを送ってくる利用者家族のほか、枯れた花を見て「心を込めて贈ってくれたものだから捨てないで」と言う利用者や、「ちゃんとお世話してくれたの?」という利用者家族もいることを取り上げていたが、コメンテーターの玉川徹氏は「(花瓶がないのを知らないのは)介護施設に行ってないんですよ。行かないから送るんですよね」とバッサリ。長嶋一茂も「花送られるよりも、週1回来てもらったほうがいいよね、手ぶらでね」と言い、介護施設に花を送る事に対して否定的な姿勢を見せていた。
この特集に、ネットからは「花を送るって、やっぱり自己満足でしかないよね」「玉川さんの言う通り、会うのが一番」「枯れたらクレームとか怖すぎる…」といった反響が続出。また、「今はプリザーブドフラワーもあるし、世話要らずの贈り物でも良い気がする」「プリザーブドフラワーとかハーバリウムを送るようにしたらいいんじゃないかな?」といった代替案も出ていた。
5月の第2日曜日に設定されている「母の日」。今年は12日だが、果たしてこの特集で介護の現場が変化することはあるのだろうか――。
2019/5/10 12:41
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190510-94298369-naigai