0001納豆パスタ ★2019/08/19(月) 07:42:40.20ID:AxLPlREB9
ロシアを揺るがす悲痛な殺人事件
性的虐待と暴力の果てに、10代の3姉妹は決意した─「父親を殺そう」
courrier 7min2019.8.18
https://courrier.jp/news/archives/171389/?ate_cookie=1566167312
今、ロシアで大きく報道されている事件がある。モスクワである男が殺された。遺体には40ヵ所以上の刺し傷が見つかった。
その犯人として逮捕されたのが、被害者の実の娘たちの3姉妹。全員10代だ。この事実だけでも衝撃的だが、大きな議論を呼ぶことになったのはその犯行動機。
娘たちはこう話した。「父親からの虐待から逃れるためだった」──。
●娘たちは決意した。「父親を殺そう」
?殺人事件?2018年7月27日の晩、モスクワ市内にあるアパートの階段の踊り場で中年男性の他殺体が発見された。殺されたのはミハイル・ハチャトリアン(57)。頭や胸を約40ヵ所も刺されていた。翌日、殺人容疑で逮捕されたのは被害者の3人の娘、クリスティーナ(19)、アンジェリーナ(18)、マリア(17)だった。
3人はすぐに容疑を認めたが、この父殺しの背景には壮絶な家庭内暴力と性的虐待の事実があった。?
事件の詳細?警察の捜査と姉妹の供述から明らかになったのは、殺された父ミハイルの家族にたいする20年にもわたる暴力と奴隷的支配の実態だった。この事件をマスコミは大きく報じ、テレビ各局も特番を組んだ。一般市民の間でも姉妹を擁護する動きはますます高まっている。事件の詳細を「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙が報じている。?
事件前日の7月27日金曜日、同じアパートの5階に住む女性が、3階のハチャトリアン家で少女たちの悲鳴がしたのを聞いた。「あそこはいつもなの、しつけだって言ってたけど」。この家は叫び声や喧嘩のような物音がいつも絶えなかったため、隣人たちは気にも留めなかったという。
事件当日、父親は外出から帰宅すると、銀行口座の残高が減っていることと部屋が汚いという理由で娘たちに「お仕置き」をした。ひとりずつ自室に呼びつけ、顔面にトウガラシスプレーを噴射。「お仕置き」が済むと、彼は揺り椅子で眠り込んだ。だが隣室では、長女のクリスティーナがガスをまともに浴びたせいで吐き気と咳に苦しんでいた。
姉の苦しむ姿を見てアンジェリーナとマリアは、父親の虐待にはもう耐えられない、殺そうと決意。ふたりはハンマーとナイフを持つと眠っている父に襲いかかった。最初のうち彼は目も覚まさなかったという。娘たちが頭や首を斬りつけるのを手で払いのけ、立ち上がろうとした。
隣室にいたクリスティーナは、叫び声を聞いて父の部屋に駆け込んだ。血の海を見たクリスティーナは、父親が妹たちを襲ったものと勘違いし、床に落ちていたトウガラシスプレーを拾い上げると父親の顔に向かって噴射、すぐさま家から逃げ出した。
すると父親はクリスティーナの後を追った。アンジェリーナとマリアもその後を追っていき、階段の踊り場で父に追いつくと心臓をナイフで突き刺した。
ロシア刑法125条では、集団による計画的な殺人は8年以上20年以下の自由剥奪、あるいは終身刑に処すと定められている。
●母親に対する壮絶な暴力
一家の歴史?3姉妹の母、アウレリアは17歳でミハイルと出会った。ミハイルは結婚前からすでにアウレリアに暴力を振るっていたが、すでに妊娠していた彼女は泣く泣く結婚式を挙げる。ほとんど家から出してもらえぬまま第一子セルゲイを出産。
夫は幼い子どもにも暴力を振るい暴言を浴びせていたが、セルゲイが8年生になると家から追い出してしまった。少年は友人宅や親せきの家、アパートの床下などで寝ていた。アウレリアはセルゲイに会うことを禁じられていた。「会ったら撃ち殺す」と脅されていたという。
一緒に暮らしていた頃、アウレリアは夫が娘たちに手を挙げるところは見たことがなかった。一方、妻に対する夫の暴力は日に日に増していった。一時期、ミハイルの母親や妹たちが同居していたことがあるが、彼女たちは夫が妻に暴力を振るうなど当たり前のことと思っていたと話している。
「耐えるのが女の義務だ、男は金を稼いで家族を養ってやってるんだからだ。殴られるんだとしたら自分が悪いんだと思え」
当時、すでに娘たちへの虐待は始まっていたが、アウレリアは言葉で罵倒されているところしか聞いたことしかないという。
しかし、3姉妹の友人たちはこう証言している──彼女たちの体にはあざがあった、父親はなんにでもケチをつけて殴っていた、クリスティーナは一度銃を頭に突きつけられたことがある……。
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性的虐待と暴力の果てに、10代の3姉妹は決意した─「父親を殺そう」
courrier 7min2019.8.18
https://courrier.jp/news/archives/171389/?ate_cookie=1566167312
今、ロシアで大きく報道されている事件がある。モスクワである男が殺された。遺体には40ヵ所以上の刺し傷が見つかった。
その犯人として逮捕されたのが、被害者の実の娘たちの3姉妹。全員10代だ。この事実だけでも衝撃的だが、大きな議論を呼ぶことになったのはその犯行動機。
娘たちはこう話した。「父親からの虐待から逃れるためだった」──。
●娘たちは決意した。「父親を殺そう」
?殺人事件?2018年7月27日の晩、モスクワ市内にあるアパートの階段の踊り場で中年男性の他殺体が発見された。殺されたのはミハイル・ハチャトリアン(57)。頭や胸を約40ヵ所も刺されていた。翌日、殺人容疑で逮捕されたのは被害者の3人の娘、クリスティーナ(19)、アンジェリーナ(18)、マリア(17)だった。
3人はすぐに容疑を認めたが、この父殺しの背景には壮絶な家庭内暴力と性的虐待の事実があった。?
事件の詳細?警察の捜査と姉妹の供述から明らかになったのは、殺された父ミハイルの家族にたいする20年にもわたる暴力と奴隷的支配の実態だった。この事件をマスコミは大きく報じ、テレビ各局も特番を組んだ。一般市民の間でも姉妹を擁護する動きはますます高まっている。事件の詳細を「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙が報じている。?
事件前日の7月27日金曜日、同じアパートの5階に住む女性が、3階のハチャトリアン家で少女たちの悲鳴がしたのを聞いた。「あそこはいつもなの、しつけだって言ってたけど」。この家は叫び声や喧嘩のような物音がいつも絶えなかったため、隣人たちは気にも留めなかったという。
事件当日、父親は外出から帰宅すると、銀行口座の残高が減っていることと部屋が汚いという理由で娘たちに「お仕置き」をした。ひとりずつ自室に呼びつけ、顔面にトウガラシスプレーを噴射。「お仕置き」が済むと、彼は揺り椅子で眠り込んだ。だが隣室では、長女のクリスティーナがガスをまともに浴びたせいで吐き気と咳に苦しんでいた。
姉の苦しむ姿を見てアンジェリーナとマリアは、父親の虐待にはもう耐えられない、殺そうと決意。ふたりはハンマーとナイフを持つと眠っている父に襲いかかった。最初のうち彼は目も覚まさなかったという。娘たちが頭や首を斬りつけるのを手で払いのけ、立ち上がろうとした。
隣室にいたクリスティーナは、叫び声を聞いて父の部屋に駆け込んだ。血の海を見たクリスティーナは、父親が妹たちを襲ったものと勘違いし、床に落ちていたトウガラシスプレーを拾い上げると父親の顔に向かって噴射、すぐさま家から逃げ出した。
すると父親はクリスティーナの後を追った。アンジェリーナとマリアもその後を追っていき、階段の踊り場で父に追いつくと心臓をナイフで突き刺した。
ロシア刑法125条では、集団による計画的な殺人は8年以上20年以下の自由剥奪、あるいは終身刑に処すと定められている。
●母親に対する壮絶な暴力
一家の歴史?3姉妹の母、アウレリアは17歳でミハイルと出会った。ミハイルは結婚前からすでにアウレリアに暴力を振るっていたが、すでに妊娠していた彼女は泣く泣く結婚式を挙げる。ほとんど家から出してもらえぬまま第一子セルゲイを出産。
夫は幼い子どもにも暴力を振るい暴言を浴びせていたが、セルゲイが8年生になると家から追い出してしまった。少年は友人宅や親せきの家、アパートの床下などで寝ていた。アウレリアはセルゲイに会うことを禁じられていた。「会ったら撃ち殺す」と脅されていたという。
一緒に暮らしていた頃、アウレリアは夫が娘たちに手を挙げるところは見たことがなかった。一方、妻に対する夫の暴力は日に日に増していった。一時期、ミハイルの母親や妹たちが同居していたことがあるが、彼女たちは夫が妻に暴力を振るうなど当たり前のことと思っていたと話している。
「耐えるのが女の義務だ、男は金を稼いで家族を養ってやってるんだからだ。殴られるんだとしたら自分が悪いんだと思え」
当時、すでに娘たちへの虐待は始まっていたが、アウレリアは言葉で罵倒されているところしか聞いたことしかないという。
しかし、3姉妹の友人たちはこう証言している──彼女たちの体にはあざがあった、父親はなんにでもケチをつけて殴っていた、クリスティーナは一度銃を頭に突きつけられたことがある……。
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