04月19日 13時32分

アフリカの南スーダンでのPKO活動から撤収する青森県の隊員を中心とした陸上自衛隊の部隊の帰国が始まり、19日、第1陣が青森空港に到着しました。

帰国したのは南スーダンのPKO活動に派遣されている陸上自衛隊の11次隊のうち第1陣のおよそ70人です。

隊員を乗せた飛行機は、午前11時すぎ、青森空港に着陸しました。

11次隊は、青森市に司令部がある第9師団の隊員を中心とする350人余りで、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新たな任務が付与され、去年12月から、現地で道路の整備などにあたってきました。

到着ロビーでは、陸上自衛隊の山之上哲郎東北方面総監など16人が出迎え、隊員に「お疲れさまでした」と声をかけ握手をして労をねぎらっていました。

隊員はこのあとバスに乗り込んで、家族が待つ青森駐屯地へと向かいました。

南スーダンで5年余り続けられてきた自衛隊のPKO活動について、政府は先月、「活動に一定の区切りがついた」などとして撤収させることを決めています。

11次隊の隊員は、来月末までに撤収を終えて帰国する予定です。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085600101.html
(リンク先に動画あります)