いま、ネット上で注目を集めているのが中学校での昼食時間の短さ。7月、横浜市の中学校で時間が15分しかないという投稿に対して、「短すぎる!」「食べきれない!」「ほかの地域でもそうだ」など書き込みが相次いだのです。
これを見た記者の私たちも「自分の時はどうだったっけ?」「昼食時間を削らなければいけないようなことが学校で起きているの?」「俺は早食いだったよ」などたちまち話は盛り上がり、ならば真相を確かめようと取材を始めました。
■きっかけは横浜市長選
ネットで注目が集まったきっかけは、7月に行われた横浜市長選挙。争点の1つに挙がったのが中学校の学校給食の導入です。
これに関連して横浜市の中学校では、「お昼休憩が15分しかない」というツイートが投稿されたところ、またたく間に反響が広がりました。
「育ち盛りに昼食時間が15分というのは健康面でも精神面でもいいことだとは思えません」といった声のほか、「息子に聞くと、15分たったら『ごちそうさまでした』とみんなは言うが、自分はいつも遅いので焦るそうだ」と、中学生の子どもを持つ保護者からの声も。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/K10011085231_1708022017_1708022023_01_03.jpg
反響は全国にも広がり、名古屋市の男子中学生は、「牛乳やお茶を取りに行く人を待っていると、20分の昼食の時間が10分、ひどい時は5分しか食べる時間がないこともある」と投稿したほか、
神奈川県厚木市の保護者からは、「息子の日課表見たら給食時間は15分、配膳も片付けも込みとなると詰め込まれてますね」といった書き込みも。
さらに「基本15分で、5分の時もある」、「実質7分程度で食べ終われという」といったにわかには信じがたい指摘もありました。
中学校で給食やお弁当を食べる時間どうなっているのでしょうか。
■食べる時間15分で運用
まずは、話題の発端ともいえる横浜市の教育委員会に聞きました。
横浜市の公立中学校には給食がなく、家庭から持ってくる弁当が基本です。希望する生徒には、業者が作る弁当を提供しています。
午前の授業が終わってから午後の授業が始まるまでの時間はそれぞれの学校で決めることができますが、多くの場合およそ45分だということです。
内訳を見ると、「準備」が5分、「食べる時間」が15分、「昼休み」が20分、「次の授業の準備や移動」が5分となっています。
どの中学校も、ほぼこの時間配分で運用しているはずだということでした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/K10011085231_1708022018_1708022023_01_04.jpg
■全国でも
全国20の政令指定都市の教育委員会にも取材しました。
全体で見ると、昼食の時間はおおむね20分から40分というところが多くなっていました。配膳や片づけの時間を除くと、「食べる時間」は15分から20分程度とみられます。
■中1“給食”ショック
実は、小学校から進学したばかりの中学1年生は、それまでより5分から10分ほど短い時間で給食や弁当を食べなければならなくなります。授業や部活の時間を確保する必要があるからです。
※省略
■工夫はするも…
こうした中、各地の学校ではなんとか食事時間を捻出しようとしています。
神戸市では3年前、盛りつけが不要な弁当箱に入った昼食を配るようにしました。札幌市では、業者が教室の前まで給食を運び、生徒が取りに行く時間を省いています。千葉市では、昼食の前後には、移動や着替えが必要な体育の授業を入れないようにしているそうです。
■背景には何が?
昼食時間の確保に苦労している教育現場。いつからこうなったのでしょうか。
文部科学省に聞くと「給食時間に関する調査は行っていないが、『いつから短くなった』という明確な資料や記録はない。おそらくそう変わらないのではないか」ということでした。
給食はそもそも明治の時代、貧しい子どもたちに米飯を無料でふるまったのが始まりで、戦後も子どもたちの栄養状態を改善する目的で再開されました。
※省略
■時間延長の試みも
※省略
8月2日 20時34分 ※全文はソース先で
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011085231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
★1が立った時間 2017/08/02(水) 20:47:24.21
前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1501674444/
これを見た記者の私たちも「自分の時はどうだったっけ?」「昼食時間を削らなければいけないようなことが学校で起きているの?」「俺は早食いだったよ」などたちまち話は盛り上がり、ならば真相を確かめようと取材を始めました。
■きっかけは横浜市長選
ネットで注目が集まったきっかけは、7月に行われた横浜市長選挙。争点の1つに挙がったのが中学校の学校給食の導入です。
これに関連して横浜市の中学校では、「お昼休憩が15分しかない」というツイートが投稿されたところ、またたく間に反響が広がりました。
「育ち盛りに昼食時間が15分というのは健康面でも精神面でもいいことだとは思えません」といった声のほか、「息子に聞くと、15分たったら『ごちそうさまでした』とみんなは言うが、自分はいつも遅いので焦るそうだ」と、中学生の子どもを持つ保護者からの声も。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/K10011085231_1708022017_1708022023_01_03.jpg
反響は全国にも広がり、名古屋市の男子中学生は、「牛乳やお茶を取りに行く人を待っていると、20分の昼食の時間が10分、ひどい時は5分しか食べる時間がないこともある」と投稿したほか、
神奈川県厚木市の保護者からは、「息子の日課表見たら給食時間は15分、配膳も片付けも込みとなると詰め込まれてますね」といった書き込みも。
さらに「基本15分で、5分の時もある」、「実質7分程度で食べ終われという」といったにわかには信じがたい指摘もありました。
中学校で給食やお弁当を食べる時間どうなっているのでしょうか。
■食べる時間15分で運用
まずは、話題の発端ともいえる横浜市の教育委員会に聞きました。
横浜市の公立中学校には給食がなく、家庭から持ってくる弁当が基本です。希望する生徒には、業者が作る弁当を提供しています。
午前の授業が終わってから午後の授業が始まるまでの時間はそれぞれの学校で決めることができますが、多くの場合およそ45分だということです。
内訳を見ると、「準備」が5分、「食べる時間」が15分、「昼休み」が20分、「次の授業の準備や移動」が5分となっています。
どの中学校も、ほぼこの時間配分で運用しているはずだということでした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/K10011085231_1708022018_1708022023_01_04.jpg
■全国でも
全国20の政令指定都市の教育委員会にも取材しました。
全体で見ると、昼食の時間はおおむね20分から40分というところが多くなっていました。配膳や片づけの時間を除くと、「食べる時間」は15分から20分程度とみられます。
■中1“給食”ショック
実は、小学校から進学したばかりの中学1年生は、それまでより5分から10分ほど短い時間で給食や弁当を食べなければならなくなります。授業や部活の時間を確保する必要があるからです。
※省略
■工夫はするも…
こうした中、各地の学校ではなんとか食事時間を捻出しようとしています。
神戸市では3年前、盛りつけが不要な弁当箱に入った昼食を配るようにしました。札幌市では、業者が教室の前まで給食を運び、生徒が取りに行く時間を省いています。千葉市では、昼食の前後には、移動や着替えが必要な体育の授業を入れないようにしているそうです。
■背景には何が?
昼食時間の確保に苦労している教育現場。いつからこうなったのでしょうか。
文部科学省に聞くと「給食時間に関する調査は行っていないが、『いつから短くなった』という明確な資料や記録はない。おそらくそう変わらないのではないか」ということでした。
給食はそもそも明治の時代、貧しい子どもたちに米飯を無料でふるまったのが始まりで、戦後も子どもたちの栄養状態を改善する目的で再開されました。
※省略
■時間延長の試みも
※省略
8月2日 20時34分 ※全文はソース先で
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011085231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
★1が立った時間 2017/08/02(水) 20:47:24.21
前スレ
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