http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170901/k10011121741000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014
NAFTA=北米自由貿易協定の見直しに向けた再交渉の2回目の会合が、1日からメキシコで始まります。アメリカのトランプ大統領は、協定からの離脱の可能性をちらつかせながら、貿易赤字の削減に向けた大幅な見直しを主張していて、妥結への道筋は不透明になっています。
NAFTAの見直しに向けた再交渉の2回目の会合は、メキシコの首都、メキシコシティーで1日から5日まで行われます。
ワシントンで先月開かれた1回目の会合では、貿易赤字の削減を強く訴えるアメリカと、大幅な見直しに慎重なメキシコ、カナダとの隔たりが浮き彫りになりました。
さらにトランプ大統領は、先月28日の会見で「少なくともNAFTAを終わらせる手続きを始めなければならない」と述べ、メキシコやカナダをけん制しました。
トランプ政権は、あくまでもアメリカの国益にかなう形で見直しを主張していて、交渉には、協定から離脱する可能性をちらつかせながら厳しい姿勢で臨む見通しです。
これに対して、メキシコの閣僚が「アメリカの離脱に備えた代替案が必要だ」と述べるなど反発も上がっていて妥結への道筋は不透明になっています。
米・カナダ首脳「年末までに妥結を」
アメリカのホワイトハウスの発表によりますと、トランプ大統領は31日、カナダのトルドー首相と電話で会談し、NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉について意見を交わしたということです。
この中で、両首脳は、ことしの年末までに、再交渉の妥結を目指すことで一致したということです。
アメリカは、来年11月に議会の中間選挙を控え、交渉を急ぎたいものと見られますが、3か国の主張に隔たりが大きく、妥結の道筋は不透明になっています。
9月1日 6時02分
NAFTA=北米自由貿易協定の見直しに向けた再交渉の2回目の会合が、1日からメキシコで始まります。アメリカのトランプ大統領は、協定からの離脱の可能性をちらつかせながら、貿易赤字の削減に向けた大幅な見直しを主張していて、妥結への道筋は不透明になっています。
NAFTAの見直しに向けた再交渉の2回目の会合は、メキシコの首都、メキシコシティーで1日から5日まで行われます。
ワシントンで先月開かれた1回目の会合では、貿易赤字の削減を強く訴えるアメリカと、大幅な見直しに慎重なメキシコ、カナダとの隔たりが浮き彫りになりました。
さらにトランプ大統領は、先月28日の会見で「少なくともNAFTAを終わらせる手続きを始めなければならない」と述べ、メキシコやカナダをけん制しました。
トランプ政権は、あくまでもアメリカの国益にかなう形で見直しを主張していて、交渉には、協定から離脱する可能性をちらつかせながら厳しい姿勢で臨む見通しです。
これに対して、メキシコの閣僚が「アメリカの離脱に備えた代替案が必要だ」と述べるなど反発も上がっていて妥結への道筋は不透明になっています。
米・カナダ首脳「年末までに妥結を」
アメリカのホワイトハウスの発表によりますと、トランプ大統領は31日、カナダのトルドー首相と電話で会談し、NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉について意見を交わしたということです。
この中で、両首脳は、ことしの年末までに、再交渉の妥結を目指すことで一致したということです。
アメリカは、来年11月に議会の中間選挙を控え、交渉を急ぎたいものと見られますが、3か国の主張に隔たりが大きく、妥結の道筋は不透明になっています。
9月1日 6時02分