https://jp.reuters.com/article/us-auto-sale-nov-idJPKBN1DV63C
2017年12月1日 / 23:50 / 35分前更新
[デトロイト 1日 ロイター] - 自動車大手各社の11月米新車販売は、まちまちの内容となった。
年末を控え、各社は今年のモデルを売り切ろうと大幅値下げに踏み切っており、12月も競争状態を予想する声が聞かれた。
オートデータによると、自動車販売は1748万台と前年の1771万台から減少した。トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想(1750万台)におおむね一致した。
ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は2.9%減少した。消費者向けが横ばいだったが、レンタル各社や政府機関などへのフリート販売が減少して押し下げた。
GMによると、スポーツ用多目的車(SUV)やクロスオーバーの売り上げが底堅く、同月の平均取引価格が初めて3万7000ドルを突破した。
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)は、全体の販売台数が4%減った。フリート販売が25%減少する一方で、消費者向けは2%増えた。
フォード・モーター(F.N)は6.7%増加した。フリート販売が26%近く、リテール向けは1.3%それぞれ伸びた。
フォードによれば、SUVが13.3%増、ピックアップトラックは4.1%増だった。
フォード幹部は電話会見で、来年にかけて価格競争が続くなどと見通した。
トヨタ自動車(7203.T)が3%減、ホンダ(7267.T)は8.3%増だった。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)は1.6%減った。
日産自動車(7201.T)は声明で、システム不良に伴い11月分の公式データを公表しない方針を明らかにした。ただ、推計値は14%増とした。
2017年12月1日 / 23:50 / 35分前更新
[デトロイト 1日 ロイター] - 自動車大手各社の11月米新車販売は、まちまちの内容となった。
年末を控え、各社は今年のモデルを売り切ろうと大幅値下げに踏み切っており、12月も競争状態を予想する声が聞かれた。
オートデータによると、自動車販売は1748万台と前年の1771万台から減少した。トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想(1750万台)におおむね一致した。
ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は2.9%減少した。消費者向けが横ばいだったが、レンタル各社や政府機関などへのフリート販売が減少して押し下げた。
GMによると、スポーツ用多目的車(SUV)やクロスオーバーの売り上げが底堅く、同月の平均取引価格が初めて3万7000ドルを突破した。
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)は、全体の販売台数が4%減った。フリート販売が25%減少する一方で、消費者向けは2%増えた。
フォード・モーター(F.N)は6.7%増加した。フリート販売が26%近く、リテール向けは1.3%それぞれ伸びた。
フォードによれば、SUVが13.3%増、ピックアップトラックは4.1%増だった。
フォード幹部は電話会見で、来年にかけて価格競争が続くなどと見通した。
トヨタ自動車(7203.T)が3%減、ホンダ(7267.T)は8.3%増だった。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)は1.6%減った。
日産自動車(7201.T)は声明で、システム不良に伴い11月分の公式データを公表しない方針を明らかにした。ただ、推計値は14%増とした。