厳寒の渓谷に極彩色の光で巨大氷像が浮かび上がる「層雲峡(そううんきょう)温泉氷瀑(ひょうばく)まつり」が25日、北海道上川町で始まった。河川敷の1万平方メートルに大小30基の氷像が並び、零下10度を下回る冷気の中で幻想的な風景を大勢が楽しんだ。
厳しい冷え込みを楽しみに変えようと、地元観光協会などが42年前から開催。巨大な骨組みに川の水を霧状に吹きかけて凍らせ、2カ月かけて形作った。
使う水の量は約10万トン。今年のメイン氷像は「北海道命名150年」を記念する高さ13メートル、幅40メートルの道庁赤れんが庁舎などで、氷でできた60メートルのトンネルや「氷瀑神社」「氷酒場」なども用意されている。
会場から歩いてすぐの場所に名湯で知られる温泉施設が立ち並ぶ。氷像は夜には7色のスポットライトで彩られ、週末を中心に花火も打ち上げられる。3月18日までの期間中、15万人の入場者を見込む。問い合わせは実行委員会事務局へ。(渡辺康人)
2018年1月25日23時43分
https://www.asahi.com/articles/ASL1S6F3LL1SIIPE03J.html
画像
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厳しい冷え込みを楽しみに変えようと、地元観光協会などが42年前から開催。巨大な骨組みに川の水を霧状に吹きかけて凍らせ、2カ月かけて形作った。
使う水の量は約10万トン。今年のメイン氷像は「北海道命名150年」を記念する高さ13メートル、幅40メートルの道庁赤れんが庁舎などで、氷でできた60メートルのトンネルや「氷瀑神社」「氷酒場」なども用意されている。
会場から歩いてすぐの場所に名湯で知られる温泉施設が立ち並ぶ。氷像は夜には7色のスポットライトで彩られ、週末を中心に花火も打ち上げられる。3月18日までの期間中、15万人の入場者を見込む。問い合わせは実行委員会事務局へ。(渡辺康人)
2018年1月25日23時43分
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