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2月4日 17時05分
札幌市東区の共同住宅が全焼し11人が死亡した火災で、このうち6人は、48歳から82歳の入居者の男女とわかりました。警察は、残る5人の身元の確認を進めるとともに、出火原因などを詳しく調べています。
先月31日の深夜、札幌市東区にある生活保護受給者などの自立を促す共同住宅「そしあるハイム」から火が出て建物が全焼し、入居者と見られる男性8人と女性3人の合わせて11人が死亡しました。
警察がDNA鑑定などで身元の確認を進めたところ、このうち6人の身元がわかりました。
警察によりますと、死亡したのは、いずれも入居者の森ハナエさん(82)、渡邊靜子さん(81)、澤田昌子さん(76)、澁谷新一さん(72)、白府幸光さん(61)、西山被佐雄さん(48)だということです。
関係者によりますと、身元が判明した6人のうち渡邊さんを除く5人が2階で暮らしていたということです。
警察は、残る5人の身元の確認を進めるとともに、出火原因や火が燃え広がった状況などを詳しく調べています。
白府幸光さんの親族は…
身元が判明した白府幸光さん(61)は、北海道北部の苫前町の出身で、以前は空調関係の仕事をしていましたが、15年ほど前に交通事故で体が不自由になり、この共同住宅で生活していました。
3日、火災現場には白府さんの親族が訪れ、献花台に花を手向けて静かに手を合わせていました。
このうち、めいにあたる45歳の女性によりますと、白府さんは5人きょうだいの下から2番目で、ほかのきょうだいもすでに亡くなっているということです。
女性は幼い頃によくかわいがってもらったということで、「いいおじさんで、何でも買ってくれた思い出があります」と話しました。
また、別の親族の男性も「自分が小さい頃はすごく優しくて、おじいちゃんのように感じていました」と、その人柄を振り返っていました。
この親族の男性は、1人暮らしの白府さんを気遣ってたびたび食事に誘うなどしていたということで、「たまに会うと『彼女いるの?』とか、『どういう生活をしているの?』と聞かれて、2人でいろいろな話をしました。行方不明になってすごくショックで、できれば戻ってきてほしいです」と話していました。
2月4日 17時05分
札幌市東区の共同住宅が全焼し11人が死亡した火災で、このうち6人は、48歳から82歳の入居者の男女とわかりました。警察は、残る5人の身元の確認を進めるとともに、出火原因などを詳しく調べています。
先月31日の深夜、札幌市東区にある生活保護受給者などの自立を促す共同住宅「そしあるハイム」から火が出て建物が全焼し、入居者と見られる男性8人と女性3人の合わせて11人が死亡しました。
警察がDNA鑑定などで身元の確認を進めたところ、このうち6人の身元がわかりました。
警察によりますと、死亡したのは、いずれも入居者の森ハナエさん(82)、渡邊靜子さん(81)、澤田昌子さん(76)、澁谷新一さん(72)、白府幸光さん(61)、西山被佐雄さん(48)だということです。
関係者によりますと、身元が判明した6人のうち渡邊さんを除く5人が2階で暮らしていたということです。
警察は、残る5人の身元の確認を進めるとともに、出火原因や火が燃え広がった状況などを詳しく調べています。
白府幸光さんの親族は…
身元が判明した白府幸光さん(61)は、北海道北部の苫前町の出身で、以前は空調関係の仕事をしていましたが、15年ほど前に交通事故で体が不自由になり、この共同住宅で生活していました。
3日、火災現場には白府さんの親族が訪れ、献花台に花を手向けて静かに手を合わせていました。
このうち、めいにあたる45歳の女性によりますと、白府さんは5人きょうだいの下から2番目で、ほかのきょうだいもすでに亡くなっているということです。
女性は幼い頃によくかわいがってもらったということで、「いいおじさんで、何でも買ってくれた思い出があります」と話しました。
また、別の親族の男性も「自分が小さい頃はすごく優しくて、おじいちゃんのように感じていました」と、その人柄を振り返っていました。
この親族の男性は、1人暮らしの白府さんを気遣ってたびたび食事に誘うなどしていたということで、「たまに会うと『彼女いるの?』とか、『どういう生活をしているの?』と聞かれて、2人でいろいろな話をしました。行方不明になってすごくショックで、できれば戻ってきてほしいです」と話していました。