0001豆次郎 ★2018/02/28(水) 22:38:21.54ID:CAP_USER9
2/28(水) 22:08配信
朝日新聞デジタル
自民党憲法改正推進本部は28日、安倍晋三首相(党総裁)が打ち出した憲法への自衛隊の存在明記をめぐり、戦力の不保持と交戦権の否認をうたった現行の9条2項を維持する改憲案を作成する方針を決めた。細田博之本部長が同日に党本部で開かれた全体会合で、2項維持の条文案を3月中旬に示す方針を表明した。
2項を維持するか削除するかは党内論議の論点となっており、28日もこの論点を中心に議論が進んだ。
「『憲法学者の中では(自衛隊が)違憲だ』という状態を少しでもなくすことが大事だ」(佐藤正久・外務副大臣)など出席者からは2項維持を前提とした意見が相次いだ。1項と2項を残して自衛隊を明記する案は、「自衛隊が違憲だという論争がある状況に終止符を打ちたい」という首相提案に沿ったものだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000084-asahi-pol >>85
首都圏の制空権も東京湾の制海権もガッチリ握られて、沖縄以下列島中
自衛隊以上の米軍基地だらけでよく言えるな。この
国賊が。 >>115
それすら70年も出来ないんだが、、、。
憲法をなんだと思ってるんだ? >>120
日米安保離脱だと軍隊化して強武装中立しかないと思いますが 自衛隊が9条に可憲されても、軍隊にはなれません。
自衛隊が9条に可憲されても、軍法は制定されません。
自衛隊が9条に可憲されても、階級制度は復活しません。
(´;ω;`)ブワッ
0124朝鮮漬2018/03/01(木) 10:03:57.70ID:f+sPcWrl0
>>121
70年一度も発議もせんエセ保守がどうした?(^。^)y-.。o○ 0125名無しさん@1周年2018/03/01(木) 10:19:23.98ID:hWKbL/u+0
自衛隊は違憲
とはっきり言った
枝野 朝日 毎日の 朝鮮工作機関
朝鮮補完勢力 打倒
巨額の費用を掛けて整備しても、きちんと機能するか疑問符がつく
機能するように法整備しようとしても、必ず9条が壁になる
この現状を打破しなければならない…というなら分からんでもない
0127名無しさん@1周年2018/03/01(木) 10:25:56.38ID:d+DaWJiy0
2項削除しなきゃ意味が無いよバカ。
安倍の案ならやらない方がマシ。
>>118
海外にノコノコ出て行く自衛隊が悪い
自衛隊は国内で災害救助さえやってりゃいい。 0129名無しさん@1周年2018/03/01(木) 11:56:28.67ID:T69NcKu30
西部邁の改憲案は芦田修正の発展版で、
「前項の目的に反する、陸海空軍その他の戦力を禁止する」だったらしい
前項の目的に反しない軍、戦力反しない持つことが可能に
天才的w
0130名無しさん@1周年2018/03/01(木) 12:20:20.98ID:G2TBq3xG0
削除するより、加える方が抵抗感はないしな。 これであれば、誰も反論できない。
0131名無しさん@1周年2018/03/01(木) 12:45:31.93ID:KtMMDcNw0
0132名無しさん@1周年2018/03/01(木) 15:23:29.05ID:2Op287fF0
安倍チョンがやっても傀儡だし日本の自主憲法にならないし
戦争で金儲けたいだけだから
安倍チョンがいなくなってから憲法変えた方がいい
0134名無しさん@1周年2018/03/01(木) 15:40:38.39ID:LcY2VFgY0
自衛隊は戦力ではないと言うことにならないか?
0135名無しさん@1周年2018/03/01(木) 16:02:32.38ID:w4Stwza/0
>>119
全くそれ
9条の解釈なんてたいした問題じゃない どうにともとれる文言追加したって違憲は違憲ですから
0137名無しさん@1周年2018/03/01(木) 17:16:23.41ID:O6A249G10
帝国憲法にならって天皇は内閣の助言と承認をもって軍を指揮するで良いんじゃない?
>>103
当たり前じゃん
国際的規範の中に自国で改めて規範を作るんだから しかし安倍ちゃんって歴代でも相当頭悪いゴミ総理だよなぁ改めて
0140名無しさん@1周年2018/03/01(木) 22:12:11.18ID:vfmEWpO60
自衛隊は違憲じゃねーんだよ
自分らでそう言ってるじゃん
くだらないことに膨大な時間と金と労力をかけるんじゃねーよクズが
「歴史に名を残す為の改憲だ」という指摘のまんま
アホの安倍くんの考えそうな事だよ
0142名無しさん@1周年2018/03/02(金) 07:18:08.94ID:ZxM/7KVl0
安倍と自民党はすっかり護憲派にw
朝日かよ!
0143名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:28:14.41ID:JEdNnV3V0
朝日枝野共産党は
自衛隊は違憲とはっきり言った
0144名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:31:38.93ID:XryME4W30
時代背景が違うからな
自衛隊は違憲じゃないので変えなくていいです
0146名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:42:23.65ID:NPorY6R60
世界を見渡しても固有組織が憲法で保障される異常事態を、マスコミが何故全く指摘しないのか
明治憲法の失敗で三権に次ぐ特別な地位を自衛隊に与えることになるの分からないかな
0147名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:48:41.97ID:r4qzh54G0
>>146
アメリカなんかでも憲法に軍を編成する条文とかあるけどなw 0148名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:50:50.66ID:pDOiE3qC0
憲法上は違憲だろう
だけど国の基本的人権みたいな交戦権はあんだろ。
コレを否定したら国じゃねえよ。
冗談じゃないっすよ。
否定するようなら国を統べる資格ないわ。
0149名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:52:55.16ID:qMubjxci0
>>146
それを言うなら最高司令官が首相だとすればいいだろう 0150名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:53:42.60ID:M/N6GGtp0
国民は違憲じゃないと思っているが最高裁の判事がどう判断するのか微妙なので確実に合憲にした方が良い
0151名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:55:36.60ID:yhabc1vq0
>>1
頭悪いなこいつらwwwwwwwwwwwww
こりゃマジで否決だな。
国民投票でwwwwwwwwww 0152名無しさん@1周年2018/03/02(金) 17:58:51.46ID:AQzf02F+0
解釈改憲の前科持ちがよく言うよな。
0153名無しさん@1周年2018/03/02(金) 18:15:20.32ID:pDOiE3qC0
>>151
憲法9条なんて有事になりゃどうとでもなる
やりたいのは人権の制限だろ。
それにまつわる保護の切り捨てな。
後は非難受けるまで締め上げる
9条みたいに曖昧にしたいんだろうね。 安倍の知能の低さが改めて明らかになり、改憲論議が一部で始まっている
アホの安倍にしてはなかなかやるやん
0155名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:53:50.32ID:fhIlWtTQ0
これまで自衛隊は違憲ではないと言い続けてきたのは自民党だろw
自民党カス過ぎるわ。
0156名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:55:10.42ID:fhIlWtTQ0
それに、違憲かもしれないと言うなら、
まず司法判断を仰ぐべきだ。
いきなり憲法変えちゃいましょうはあまりにも強引。
0157名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:56:35.71ID:fhIlWtTQ0
自民党に憲法をいじらせるのは危険だわ。
やらせたらまずいぞ。
0158名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:57:00.19ID:wNcFniBv0
0159名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:57:13.09ID:wNcFniBv0
★安倍首相の「9条に自衛隊明記」改憲案は日本会議幹部の発案だった!★
「加憲で護憲派を分断し9条を空文化せよ」
9条1項と2項には触れないという点をもって、首相や日本会議が悲願とする
極右的改憲から 一歩でも後退したのか?答えはノーだ。
昨日9日の国会参院予算委員会では、共産党の小池晃議員が「どう書くにせよ、
1項、2項に加えて、 3項に自衛隊の存在理由が書かれることになれば、3項(9条の2)に
基づいて海外での武力行使に対する制約がなくなってしまう。 2項は空文化せざる
を得なくなるのではないか」と質した。これに対し安倍首相は「御党は政府見解と
違い自衛隊は憲法違反と述べている」などと言ってごまかしたが、しかし、この
「3項(9条の2)加憲」は 現状の追認でもなんでもなく、真の狙いが憲法の平和主義を骨抜き
にすることなのはもはやバレバレなのである。
実際、先にその戦略の元ネタであることを指摘した日本政策研究センターの
「明日への選択」では、 伊藤氏による"戦略的加憲論"を掲載した翌々月号で、
同センター研究部長の小坂実氏が、こんな本音を暴露していた。
〈「戦力」の保持を禁じ、自衛隊の能力を不当に縛っている九条二項は、
今や国家国民の生存を妨げる障害物と化したと 言っても過言ではない。
速やかに九条二項を削除するか、あるいは自衛隊を明記した第三項を加えて
二項を空文化させるべきである〉
(同誌11月号「今こそ自衛隊に憲法上の地位と能力を!」)
ようするに、自衛隊の明記は「戦力の不保持」と「交戦権否認」を定めた2項を
「空文化させる」と断言しているのだ。 実際、3項(9条の2)が加えられ自衛隊が明文化すれば、
その活動に歯止めがきかなくなり、専守防衛が崩壊するのは目に見えている。
繰り返すが、自衛隊の明文化は"現状の追認"どころではなく、正真正銘の
"平和主義の破壊"である。こんな安倍首相の詐術にだまされてはいけない。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170510/Litera_3147.html?_p=4
えれ 0160名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:57:30.88ID:wNcFniBv0
0161名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:57:49.45ID:wNcFniBv0
自民党の憲法改正(解釈変更含む)の真の目的
■9条(集団的自衛権の容認)
台湾有事(台湾独立→中国武力侵攻→米経済制裁・マラッカ海峡封鎖→中国暴発(中国にとっては自衛権の行使))、あるいはアメリカが北朝鮮を攻撃した際に、極東における唯一の米軍の出撃拠点である在日米軍基地へ中国や北朝鮮の核ミサイルを打ち込ませる大義名分を与える。
将来もし、台湾有事やアメリカが北朝鮮を攻撃した際に、中国や北朝鮮の核ミサイルが日本に打ち込まれることがあったら、それは時の政権ではなく、安倍自民とアメリカのせい。
第一次世界大戦も第二次世界大戦も、集団的自衛権を行使したことにより勃発している。
■9条2項(戦力の不所持と交戦権の否定を削除し核弾道ミサイルの保有を可能にする)
自衛のための必要最小限度の範囲を超える戦力(大陸間弾道ミサイル、攻撃用核兵器)を保有できるようにし 中国からの攻撃をトリガーに核戦争を引き起こす。
現憲法の下では自衛のための必要最小限度の戦力しか保有できず(「戦力の不所持」を根拠)、大陸間弾道ミサイルなどは保有できない(NATOのような核シェアリングも無理)。
現憲法下で保有できない戦力は、攻撃型空母、長距離爆撃機、大陸間弾道ミサイルなど(政府見解)、 逆に言えばこれら以外の戦力は現憲法下でも保有可能で改憲の必要性は見当たらない。
9条2項の改正の真の目的は日本に核弾道ミサイルを保有させること(または核シェアリング)。そして、それを交戦国の領土へ打ち込むことを可能にさせること。
■現憲法下で保有可能とされる核兵器は防御用核兵器
現憲法下で保有可能とされる核兵器は防御用核兵器のことで、日本へ侵略してきた敵に対してしか(日本の領土内でしか)使用できない。当然、目標、威力、搭載兵器も制限される。
射程の短い(100km-200km程度)ナイキミサイルなどが想定される。従って戦略的価値は無きに等しい。憲法改正すると弾道ミサイルや敵基地攻撃用の巡航ミサイルが保有できるようになる。
■日本はすでに兵器級プルトニウムを保有している。
日本はすでに常陽ともんじゅで生産された兵器級プルトニウムを90kgほど保有しており(原爆約30発分、兵器級PUでなければ弾道ミサイルに搭載できる水爆を作れない)、これに加えてアメリカからトリチウム(数十グラム程度)を購入すれば水爆も作ることができる。
ミサイル技術は人工衛星打ち上げ技術の蓄積があり(燃料注入を要しない固体燃料ロケットイプシロンがすでに開発済み)、それほど時間をかけずに核弾道ミサイルを保有することができる。
■中国は非核国に対して核不使用を宣言している。
中国は非核国に対して核不使用を宣言しており、日本の核武装は台湾有事などの際に中国の核使用を助長する恐れがある。
★憲法第9条の趣旨についての政府見解
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon02.html
★現憲法と自民党憲法草案の条文比較表
http://satlaws.web.fc2.com/0140.html
えrgれ 0162自衛隊や軍事基地などという現実無視のお花畑2018/03/04(日) 09:58:02.38ID:t1NyUhBG0
0163名無しさん@1周年2018/03/04(日) 09:58:04.81ID:wNcFniBv0
★加憲による9条改正は実質的に9条2項を無効にしようとするもの★
加憲による9条改正は、9条2項をなし崩し的に無効にして、
敵基地攻撃能力と核ミサイルを保有できるようにさせようとするもの。
加憲を行い憲法9条3項あるいは9条の2に「自衛のため〜」や「防衛のため〜」
などの文言を付け加え「自衛権の保持」を規定するだけで(国を守るための実力組織として自衛隊を明記しても効果はほとんど同じ)、敵基地攻撃能力や
核弾道ミサイルを保有できるようになる。
今の憲法解釈は、武力は全放棄だが、それじゃあまりにも酷いから、
攻撃された時は反撃できるようにしよう、という解釈(一般的な自衛権とは全く違う)。
だから敵国まで攻撃できる長距離爆撃機や弾道ミサイルなどの攻撃用兵器は保有できない。
可能とされる敵基地攻撃にしても沿岸沿い(短距離爆撃機で行える範囲、特攻的な意味で
可能と言っているだけ)などで行えるだけ。 それが憲法に明確に「自衛権の保持」を明記する
ことで、憲法上のそういう制限が一切なくなり、 長距離爆撃機や巡航ミサイル、弾道ミサイル
などが保有できるようになる。 もちろんその先にあるのは中国との戦争。
加憲などで9条2項を空文化させたことで生じる効果(@長距離爆撃機や巡航・弾道ミサイルが
保有可能になる。A敵基地攻撃が可能になる)を一切説明しない政治家や
言論人を絶対に信じてはならない。
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon02.html
■もし憲法改正が達成されたら、急速に巡航ミサイルや攻撃型空母、 長距離爆撃機の配備
が進むことだろう。 政府は敵基地攻撃能力を検討というが、インチキペテンも甚だしい、
9条改正しない限りはずっと検討中のまま。現に防衛省のHPには長距離爆撃機や攻撃型空母、
弾道ミサイルなどの攻撃型兵器は保有できないとしっかり明記されている。これら兵器なくしてどうやって
敵基地攻撃を行うというのか。9条改正しなければ敵基地攻撃能力は持てない。
■防衛省のHPには現憲法下では「攻撃的兵器―例えば、大陸間弾道ミサイル(ICBM:Intercontinental Ballistic Missile)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母の保有は許されないと考えています。」としっかり明記されている。
巡航ミサイルといえども敵基地攻撃の能力を持ったものは攻撃的兵器であり、憲法改正しない限り持てない(対艦用なら長距離でも持てる。防御目的だから)。
http://hiovverio.yamanoha.com/s1.htm
■現憲法下では敵基地攻撃能力を持った戦力が持てないことが記載されたHPの全容。
今の安部自民政権ではこのような都合の悪いものは削除される恐れがあり、HPの内容を画像形式で保存した。
これが憲法改正後にどのように変わるか見物。
http://hiovverio.yamanoha.com/s2.htm
えrgれ 0164名無しさん@1周年2018/03/04(日) 10:03:31.01ID:O8kE5ldV0
何が問題かというと
判例や政府解釈で自衛隊は合憲だと言っても
憲法学者の馬鹿どもが大学で自衛隊は違憲だと教えるんだよ
だからそんな解釈の余地をなくす必要がある
0165名無しさん@1周年2018/03/04(日) 10:19:02.32ID:fhIlWtTQ0
>>164
だったら改憲より司法判断が先だろ。
司法判断で違憲となれば改憲は考えざるを得ないが、
自民党はこれまで長年に渡り自衛隊は合憲だと言い続けており、今でも合憲だと言っているのだろ。 0166名無しさん@1周年2018/03/04(日) 10:20:15.36ID:fhIlWtTQ0
自衛隊は合憲性と、創価公明の政教分離について司法判断を仰ごうではないか!
0167名無しさん@1周年2018/03/04(日) 13:56:00.96ID:MCLMhaNS0
乗っ取り防止をどうするか
兵士は志願制じゃまずいだろ
「家庭内で、お父さんが子供に自衛隊の正当性を説明できるようにしたいから」
「政治の世界では当然合憲だけど、憲法学者の7割が違憲だと言ってるから」
なんだこの理由?(笑)
下痢便が脳に回ったか安倍ちゃん
0169名無しさん@1周年2018/03/04(日) 22:03:40.85ID:S6tqW9G50
違憲かもしれないならまず司法判断だろ。
いきなり変えましょうはないわ。
憲法について国民にじっくり考えられたくない、が自民党の本音なのが見え見え。
★憲法第9条改正の危険性
@徴兵制導入の危険性
徴兵制は、憲法第18条により禁止されている「意に反する苦役」にあたるから、憲法上は禁止されるというのが、現在の政府見解である。
しかしながら、比較法的にみれば、必ずしも徴兵制が「苦役」に当たると考えられているとは限らないという面があり、
その意味では、我が国の憲法上も、徴兵制は「意に反する苦役」に当たらないとする解釈も不可能ではない。
もっとも、現行憲法では、一切の「戦力」の保持が禁止されている以上、その意味では、仮に徴兵制が「苦役」に当たらないと解したとしても、現行法上は禁止されていると解さざるを得ない。
ところが、憲法第9条を改正して自衛隊を明記した場合、現行の第9条第2項を維持するか否かにかかわらず、
憲法上、自衛のためとはいえ、「戦力」を保持し得るということになるから、徴兵制が「苦役」に当たらないと解釈を変更しさえすれば、徴兵制を導入することが可能となってしまうのである。
したがって、護憲派の立場とすれば、自衛隊を憲法上明記するのであれば、徴兵制を明示的に禁止すべきであると主張するのが相当であろう。
A核兵器保有の危険性
核兵器と憲法との関係について、従来の政府見解によれば、自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持することは憲法上禁止されておらず、
その範囲内にとどまるものである限り、核兵器であっても、これを保持することは憲法の禁ずるところではないというのである。
しかしながら、他国の領土ないし国民の一部を殲滅するほかない核兵器が、「自衛のための必要最小限度の超えない実力」であるというのは、甚だ無理があるというべきであるし、
それをさておくとしても、「自衛のための必要最小限度の超えない実力」しか保持し得ない現憲法が、核兵器保有の歯止めとなっているのは明らかであろう。
ところが、憲法第9条を改正して自衛隊を明記した場合、現行の第9条第2項を維持するか否かにかかわらず、自衛のためとはいえ、「戦力」を保持し得るのであるから、
憲法上は、何らの制約なくして、核兵器を保有し得るということになってしまうのである。
したがって、護憲派の立場とすれば、自衛隊を憲法上明記するのであれば、核兵器の保有を明示的に禁止すべきであると主張するのが相当であろう。
B際限のない武力行使の危険性
憲法第9条を改正して自衛隊を明記した場合、現行の第9条第2項を維持するか否かにかかわらず、「自衛」の解釈を変更することにより、
実質的にほとんどの武力行使をなし得ることになってしまう。
すなわち、「自衛」に集団的自衛権を含むと解することにより、多国籍軍における通常の武力行使などについても、憲法上はこれを禁止する根拠はなくなるわけである。
さらに言えば、安倍首相の従来の答弁によれば、太平洋戦争が侵略戦争か否かは、歴史家の判断にゆだねられるべきというのであるから、
憲法第9条を改正した場合、「自衛」と称して、太平洋戦争のような戦争を引き起こすことも、憲法上は可能であるということにすらなってしまうのである。
この点、安全保障関連法の制定にあたり、安倍政権は従来の憲法解釈を変更し、安倍政権のいうところの「限定的な集団的自衛権の行使」を容認したのであり、
「自衛」の解釈を変更しさえすれば、要は何でもできてしまうという前例があるわけである。
今のところ、憲法第9条を改正しても、限定的な集団的自衛権しか容認しないという政府見解は維持されるなどと主張しているようであるが、
これから憲法改正をしようとするのであるから、そのように言うに決まっていようが、いざ憲法が改正されたら、
やっぱりフルスペックの集団的自衛権を行使します、などと言い出す危険性はきわめて大きいというべきであり、そうなってしまえば、もう後の祭りなのである。