0001ニライカナイφ ★2018/04/20(金) 00:52:35.60ID:CAP_USER9
◆"叱られたことのない人"を叱ると殺される 「間欠爆発症」という凶器を持つ人
滋賀県彦根市で交番勤務の19歳の男性巡査が、同僚の41歳の巡査部長を拳銃で射殺した。
精神科医・片田珠美氏は、「加害者は『間欠爆発症』の可能性がある」と語る。
怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害で、「これくらいのことであんなに怒るなんて」という人は、このタイプかもしれない。
周囲はどう対処すればいいのか――。
■41歳の巡査部長を撃った19歳巡査は「間欠爆発症」か
滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で、19歳の男性巡査が、同僚の41歳の巡査部長を拳銃で撃って殺害した。
殺人容疑で逮捕された巡査は、「罵倒されたので撃った」などと話しているようだ。
もっとも、「罵倒された」というのは加害者側の主張であり、死亡した巡査部長が本当に罵倒したのかどうかについては、確認のしようがない。
なぜ、この巡査は巡査部長を射殺したのだろうか?
▼軽口や冗談も引き金「間欠爆発症」の可能性
まず考えられるのは、この巡査が「間欠爆発症」である可能性だ。
間欠爆発症は、怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害の一種であり、かんしゃく発作、激しい口論や喧嘩、他人への暴力、モノへの八つ当たりによる破壊などを繰り返す。
こうした爆発は、きっかけとなるストレスや心理社会的誘因と釣り合わないほど激しい。しかも、衝動的で計画性がない。
平たくいえば、「これくらいのことであんなに怒るなんて信じられない」と周囲が驚くほど過剰反応するのが、間欠爆発症の人である。
軽口や冗談などの悪意のない言葉でも、爆発の引き金になりかねないので、周囲はしばしば困惑する。
「かんしゃく持ち」「すぐキレる」などと陰口を叩かれることも少なくない。
この巡査が本当に「罵倒されたので撃った」のだとしても、同僚を拳銃で撃つのは、罵倒という誘因と釣り合わないほど激しい反応だ。
客観的に見ると過剰反応である。
さらに、単に叱責されただけなのに、この巡査が「罵倒された」と受け止めた可能性も否定できない。
そうだとすれば理解しがたいほどの過剰反応ということになる。
間欠爆発症の人が傷害事件や殺人事件を起こす危険性は、一般の人よりも高い。
たとえば、2016年7月、神奈川県平塚市の雑木林で、高校3年の男子生徒が遺体で見つかり、その後、自称土木作業員の20歳の男が、男子生徒のバイクに乗用車を衝突させ、死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕された。
この男は、「横を通った男子生徒がにらみつけてきた気がして、追いかけて追突した」「追い越されたときにガンをつけられ、頭に血が上った」などと供述したようだが、どう見ても過剰反応である。
たしかに、運転中に追い越されると、怒りを覚えて頭に血が上ることはあるだろう。
ただ、にらみつけてきたと感じ、ガンをつけられたと受け止めたのは、被害者意識が強すぎるからではないか。
死亡した男子生徒が実際ににらみつけたのかどうかは今さら確認のしようがないが、少なくとも、逮捕された男の逆上の仕方は、状況を客観的に見ると過剰反応である。
したがって、間欠爆発症の可能性が高い。
間欠爆発症の人の多くは自覚がなく、自分から精神科を受診することはまれだ。
ほとんどの場合、警察沙汰になってはじめて精神科医の診察を受け、その結果、間欠爆発症と判明する。
■若い社員に注意すると「パワハラだ」と叫ばれる時代
困ったことに、間欠爆発症に限らず、過剰反応する若者が最近増えている。
そのため、指導する立場の上司や先輩が困惑することも少なくない。
たとえば、ある会社に女性の新入社員が入ってきた。
ミスが多かったが、「誰でも最初はそういうもの」と上司は自分に言い聞かせながら、我慢して指導していた。
彼女にはもう1つ指導すべき点があった。遅刻癖だ。
正当な理由のない遅刻は、社会人として失格である。
仕事のミスは仕方がないとしても、遅刻癖は直してもらわないと他の社員にも示しがつかない。
そこで、上司は女性社員を呼び出して口頭で注意した。
PRESIDENT Online 2018.4.19
http://president.jp/articles/-/24964
■前スレ(1が立った日時:2018/04/19(木) 13:28:54.10)
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524112134/
※続きます
滋賀県彦根市で交番勤務の19歳の男性巡査が、同僚の41歳の巡査部長を拳銃で射殺した。
精神科医・片田珠美氏は、「加害者は『間欠爆発症』の可能性がある」と語る。
怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害で、「これくらいのことであんなに怒るなんて」という人は、このタイプかもしれない。
周囲はどう対処すればいいのか――。
■41歳の巡査部長を撃った19歳巡査は「間欠爆発症」か
滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で、19歳の男性巡査が、同僚の41歳の巡査部長を拳銃で撃って殺害した。
殺人容疑で逮捕された巡査は、「罵倒されたので撃った」などと話しているようだ。
もっとも、「罵倒された」というのは加害者側の主張であり、死亡した巡査部長が本当に罵倒したのかどうかについては、確認のしようがない。
なぜ、この巡査は巡査部長を射殺したのだろうか?
▼軽口や冗談も引き金「間欠爆発症」の可能性
まず考えられるのは、この巡査が「間欠爆発症」である可能性だ。
間欠爆発症は、怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害の一種であり、かんしゃく発作、激しい口論や喧嘩、他人への暴力、モノへの八つ当たりによる破壊などを繰り返す。
こうした爆発は、きっかけとなるストレスや心理社会的誘因と釣り合わないほど激しい。しかも、衝動的で計画性がない。
平たくいえば、「これくらいのことであんなに怒るなんて信じられない」と周囲が驚くほど過剰反応するのが、間欠爆発症の人である。
軽口や冗談などの悪意のない言葉でも、爆発の引き金になりかねないので、周囲はしばしば困惑する。
「かんしゃく持ち」「すぐキレる」などと陰口を叩かれることも少なくない。
この巡査が本当に「罵倒されたので撃った」のだとしても、同僚を拳銃で撃つのは、罵倒という誘因と釣り合わないほど激しい反応だ。
客観的に見ると過剰反応である。
さらに、単に叱責されただけなのに、この巡査が「罵倒された」と受け止めた可能性も否定できない。
そうだとすれば理解しがたいほどの過剰反応ということになる。
間欠爆発症の人が傷害事件や殺人事件を起こす危険性は、一般の人よりも高い。
たとえば、2016年7月、神奈川県平塚市の雑木林で、高校3年の男子生徒が遺体で見つかり、その後、自称土木作業員の20歳の男が、男子生徒のバイクに乗用車を衝突させ、死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕された。
この男は、「横を通った男子生徒がにらみつけてきた気がして、追いかけて追突した」「追い越されたときにガンをつけられ、頭に血が上った」などと供述したようだが、どう見ても過剰反応である。
たしかに、運転中に追い越されると、怒りを覚えて頭に血が上ることはあるだろう。
ただ、にらみつけてきたと感じ、ガンをつけられたと受け止めたのは、被害者意識が強すぎるからではないか。
死亡した男子生徒が実際ににらみつけたのかどうかは今さら確認のしようがないが、少なくとも、逮捕された男の逆上の仕方は、状況を客観的に見ると過剰反応である。
したがって、間欠爆発症の可能性が高い。
間欠爆発症の人の多くは自覚がなく、自分から精神科を受診することはまれだ。
ほとんどの場合、警察沙汰になってはじめて精神科医の診察を受け、その結果、間欠爆発症と判明する。
■若い社員に注意すると「パワハラだ」と叫ばれる時代
困ったことに、間欠爆発症に限らず、過剰反応する若者が最近増えている。
そのため、指導する立場の上司や先輩が困惑することも少なくない。
たとえば、ある会社に女性の新入社員が入ってきた。
ミスが多かったが、「誰でも最初はそういうもの」と上司は自分に言い聞かせながら、我慢して指導していた。
彼女にはもう1つ指導すべき点があった。遅刻癖だ。
正当な理由のない遅刻は、社会人として失格である。
仕事のミスは仕方がないとしても、遅刻癖は直してもらわないと他の社員にも示しがつかない。
そこで、上司は女性社員を呼び出して口頭で注意した。
PRESIDENT Online 2018.4.19
http://president.jp/articles/-/24964
■前スレ(1が立った日時:2018/04/19(木) 13:28:54.10)
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524112134/
※続きます