http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20180517/4040000459.html
05月17日 19時12分
建て替え工事が進められていた鳥取赤十字病院の本館が完成し、きょう内覧会が開かれました。
鳥取市の鳥取赤十字病院では2つあった古い病棟を9階建ての本館として新たに建て直し、この新しい本館が今月28日にオープンします。
これを前にきょうマスコミ向けの内覧会が開かれました。
新しい本館は災害時の拠点施設としての態勢を強化し、このうちリハビリセンターは災害でけがをした人などを受け入れられるよう壁に酸素を供給する設備が備え付けられています。
また、救急室は現在の3倍のおよそ270平方メートルに拡充され、入り口にはシャワーを備えた除染室が新たに設けられ、体に付着した有害物質などを洗い流すことができるほか伝染病の感染拡大を防ぐため、部屋の空気圧を低くして空気が外に漏れ出さないようにした「陰圧室」と呼ばれる部屋が新たに設けられました。
このほか、「MRI」や「CT」などの画像診断装置を1台から2台に増やして検査の待ち時間を短縮したほか、新たに「がん相談支援室」を設けて看護師やケースワーカーががん患者の相談に対応します。
鳥取赤十字病院西土井英昭院長は「どんな災害が起きても病院機能を維持でき、患者さんを救える病棟を作りました。新しい病棟では救急やがん患者の治療をさらに強化していきたい」と話していました。
05月17日 19時12分
建て替え工事が進められていた鳥取赤十字病院の本館が完成し、きょう内覧会が開かれました。
鳥取市の鳥取赤十字病院では2つあった古い病棟を9階建ての本館として新たに建て直し、この新しい本館が今月28日にオープンします。
これを前にきょうマスコミ向けの内覧会が開かれました。
新しい本館は災害時の拠点施設としての態勢を強化し、このうちリハビリセンターは災害でけがをした人などを受け入れられるよう壁に酸素を供給する設備が備え付けられています。
また、救急室は現在の3倍のおよそ270平方メートルに拡充され、入り口にはシャワーを備えた除染室が新たに設けられ、体に付着した有害物質などを洗い流すことができるほか伝染病の感染拡大を防ぐため、部屋の空気圧を低くして空気が外に漏れ出さないようにした「陰圧室」と呼ばれる部屋が新たに設けられました。
このほか、「MRI」や「CT」などの画像診断装置を1台から2台に増やして検査の待ち時間を短縮したほか、新たに「がん相談支援室」を設けて看護師やケースワーカーががん患者の相談に対応します。
鳥取赤十字病院西土井英昭院長は「どんな災害が起きても病院機能を維持でき、患者さんを救える病棟を作りました。新しい病棟では救急やがん患者の治療をさらに強化していきたい」と話していました。