http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180522/4030000499.html
(リンク先に動画ニュースあり)
05月22日 22時36分
日本古来の製鉄方法「たたら製鉄」で栄えた雲南市の田部家でおよそ100年ぶりに操業が再開され、たたらの火が復活しました。
22日は社員や市の関係者などおよそ50人が参加して記念の式典が行われ、神職が祝詞をあげた後、田部家の25代当主で株式会社「田部」の田部長右衛門社長が「町を活性化するためにたたらを復活させたい」と述べました。
田部家は今の雲南市吉田町に室町時代から続く大地主で、江戸時代から大正時代にかけては日本古来の製鉄方法の「たたら製鉄」で栄えました。
田部家での「たたら」の操業は大正12年を最後に途絶えていましたがこの土地のシンボルだったたたらで地域を活性化させようとおよそ100年ぶりに操業を再開することになりました。
「炉」は雲南市にあるたたらの研究施設が提供し、出雲大社から分け与えられた火がくべられておよそ100年ぶりにたたらの火がともりました。
そして、社員たちは炎の様子を確認しながら炉の中に木炭や砂鉄を入れる作業を繰り返していました。
作業は夜通し続けられ、23日の朝、できあがった鉄が取り出されるということです。
「田部」たたら事業部の井上裕司課長は「操業再開を足がかりにたたらに関わる動きがもっと活発になるようにしていきたい」と話していました。
(リンク先に動画ニュースあり)
05月22日 22時36分
日本古来の製鉄方法「たたら製鉄」で栄えた雲南市の田部家でおよそ100年ぶりに操業が再開され、たたらの火が復活しました。
22日は社員や市の関係者などおよそ50人が参加して記念の式典が行われ、神職が祝詞をあげた後、田部家の25代当主で株式会社「田部」の田部長右衛門社長が「町を活性化するためにたたらを復活させたい」と述べました。
田部家は今の雲南市吉田町に室町時代から続く大地主で、江戸時代から大正時代にかけては日本古来の製鉄方法の「たたら製鉄」で栄えました。
田部家での「たたら」の操業は大正12年を最後に途絶えていましたがこの土地のシンボルだったたたらで地域を活性化させようとおよそ100年ぶりに操業を再開することになりました。
「炉」は雲南市にあるたたらの研究施設が提供し、出雲大社から分け与えられた火がくべられておよそ100年ぶりにたたらの火がともりました。
そして、社員たちは炎の様子を確認しながら炉の中に木炭や砂鉄を入れる作業を繰り返していました。
作業は夜通し続けられ、23日の朝、できあがった鉄が取り出されるということです。
「田部」たたら事業部の井上裕司課長は「操業再開を足がかりにたたらに関わる動きがもっと活発になるようにしていきたい」と話していました。