ラックスマンは、FOCALの最上位スピーカー「Grande Utopia EM Evo」を11月下旬に発売する。価格はペアで2,700万円。「他の追従を許さないFOCALのフラッグシップモデル」と位置づけられている。
Grande Utopia EM Evo
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f01_s.jpg
UTOPIAシリーズの4ウェイバスレフスピーカー。高さ約2mの大型筐体に、40cm径のWサンドイッチコーン、エレクトロマグネット(EM)型の磁気回路などを搭載し、環境に合わせてサウンドの調整が可能。あらゆるパーツに改良を加えた新モデルとなっている。
ユニット構成は、27mm径のIAL 2ピュアベリリウム インバーテッド・ドーム・ツイーター×1、16.5cmパワーフラワー NIC TMD Wミッドレンジ×2、27cm径マルチフェライトWミッドウーファー×1、40cm径EM型Wウーファー×1。4ウェイ、5スピーカー構成となる。ユニット名にあるTMDは、ユニットの余分な動きを抑え、NICは磁気回路を最適化する技術。
4ウェイ、5スピーカー構成
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f02_s.jpg
クロスオーバー周波数は80Hz、220Hz、2,300Hz。周波数特性は18Hz〜40kHz。推奨アンプ出力は150〜1,500W。インピーダンスは8Ω。
IAL 2ツイーターは、ユニットの背圧をコントロールし、解像度や定位、応答性を改良しているのが特徴。振動板には、軽量で剛性の高いピュアベリリウムを使っている。
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f04_s.jpg
ミッドレンジ、ミッドウーファー、ウーファーの振動板には、Wサンドイッチコーンを採用。コアとなるロハセルフォームを、グラスファイバーでサンドイッチした素材で、ケブラーの20倍という剛性を備えている。エッジも改良され、リブを工夫し、振動板がより正確に駆動できるようにしたという。
Wサンドイッチコーンは、ロハセルフォームの厚さを調整したり、グラスファイバー層の数を変更する事で、3インチから16インチまで、全てのドライバユニットの振動板を製造できるのが特徴。
40cm径のEM型Wウーファー
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f03_s.jpg
40cm径のEM型Wウーファーの磁気回路には、電磁石が使われており、EMはElectro Magneticの略となる。いわゆる励磁型と呼ばれるもので、製品に外部ユニットとして付属するEMウーファー用専用電源「AED75」のダイヤルを操作する事で、低域の量を変更できる。ノーマル状態から6ポジション選択でき、部屋の大きさなどに合わせて操作する。
EMウーファー用専用電源「AED75」
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f05_s.jpg
ユニットの取り付けには「MRR」という技術を使用。強固なアルミのフレームにユニットを固定する事で、より正確な振幅が可能になるという。
ネットワークにも改良を加えているほか、低域用の吸音材も見直した。内部配線もvan den Hul製のものから、フランス製のケーブルに変更している。
外形寸法は654×880×2,012mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は265kg。
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f06_s.jpg
背面の接続パネルを開けたところ
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f07_s.jpg
スピーカーターミナル
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1149/110/f08_s.jpg
2018年10月26日 10:00
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1149110.html
Grande Utopia EM Evo
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UTOPIAシリーズの4ウェイバスレフスピーカー。高さ約2mの大型筐体に、40cm径のWサンドイッチコーン、エレクトロマグネット(EM)型の磁気回路などを搭載し、環境に合わせてサウンドの調整が可能。あらゆるパーツに改良を加えた新モデルとなっている。
ユニット構成は、27mm径のIAL 2ピュアベリリウム インバーテッド・ドーム・ツイーター×1、16.5cmパワーフラワー NIC TMD Wミッドレンジ×2、27cm径マルチフェライトWミッドウーファー×1、40cm径EM型Wウーファー×1。4ウェイ、5スピーカー構成となる。ユニット名にあるTMDは、ユニットの余分な動きを抑え、NICは磁気回路を最適化する技術。
4ウェイ、5スピーカー構成
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クロスオーバー周波数は80Hz、220Hz、2,300Hz。周波数特性は18Hz〜40kHz。推奨アンプ出力は150〜1,500W。インピーダンスは8Ω。
IAL 2ツイーターは、ユニットの背圧をコントロールし、解像度や定位、応答性を改良しているのが特徴。振動板には、軽量で剛性の高いピュアベリリウムを使っている。
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ミッドレンジ、ミッドウーファー、ウーファーの振動板には、Wサンドイッチコーンを採用。コアとなるロハセルフォームを、グラスファイバーでサンドイッチした素材で、ケブラーの20倍という剛性を備えている。エッジも改良され、リブを工夫し、振動板がより正確に駆動できるようにしたという。
Wサンドイッチコーンは、ロハセルフォームの厚さを調整したり、グラスファイバー層の数を変更する事で、3インチから16インチまで、全てのドライバユニットの振動板を製造できるのが特徴。
40cm径のEM型Wウーファー
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40cm径のEM型Wウーファーの磁気回路には、電磁石が使われており、EMはElectro Magneticの略となる。いわゆる励磁型と呼ばれるもので、製品に外部ユニットとして付属するEMウーファー用専用電源「AED75」のダイヤルを操作する事で、低域の量を変更できる。ノーマル状態から6ポジション選択でき、部屋の大きさなどに合わせて操作する。
EMウーファー用専用電源「AED75」
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ユニットの取り付けには「MRR」という技術を使用。強固なアルミのフレームにユニットを固定する事で、より正確な振幅が可能になるという。
ネットワークにも改良を加えているほか、低域用の吸音材も見直した。内部配線もvan den Hul製のものから、フランス製のケーブルに変更している。
外形寸法は654×880×2,012mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は265kg。
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背面の接続パネルを開けたところ
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スピーカーターミナル
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2018年10月26日 10:00
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