https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011787561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
EU マスターカードに700億円の制裁金
2019年1月23日 8時56分
EU=ヨーロッパ連合は、クレジットカード大手のマスターカードが運用していた銀行間の手数料の制度が、EUの法律に違反していたとして、およそ700億円の制裁金を科したと発表しました。
EUによりますと、マスターカードは、クレジットカードの決済の際に銀行間で支払われる手数料について、通常とは異なる制度を運用していました。
手数料は商品の価格などに反映されて消費者の負担につながることから、EUは、この制度が消費者の不利益になると同時に銀行どうしの競争を阻害する要因にもなっていたとして、独占禁止法にあたるEU競争法に違反していたと判断しました。
そして、22日、マスターカードに対しておよそ5億7000万ユーロ(日本円にしておよそ700億円)の制裁金を科したと発表しました。
これについて、マスターカードは「一連のEU側の調査は消費者にとってより便利な利用を促すうえで重要なものになったと考えている」などとする声明を発表し、制裁を受け入れる方針を示しています。
EUは4年前に銀行間手数料の上限を定めたため、その後はこの問題はほぼ解消しているということです。
EU マスターカードに700億円の制裁金
2019年1月23日 8時56分
EU=ヨーロッパ連合は、クレジットカード大手のマスターカードが運用していた銀行間の手数料の制度が、EUの法律に違反していたとして、およそ700億円の制裁金を科したと発表しました。
EUによりますと、マスターカードは、クレジットカードの決済の際に銀行間で支払われる手数料について、通常とは異なる制度を運用していました。
手数料は商品の価格などに反映されて消費者の負担につながることから、EUは、この制度が消費者の不利益になると同時に銀行どうしの競争を阻害する要因にもなっていたとして、独占禁止法にあたるEU競争法に違反していたと判断しました。
そして、22日、マスターカードに対しておよそ5億7000万ユーロ(日本円にしておよそ700億円)の制裁金を科したと発表しました。
これについて、マスターカードは「一連のEU側の調査は消費者にとってより便利な利用を促すうえで重要なものになったと考えている」などとする声明を発表し、制裁を受け入れる方針を示しています。
EUは4年前に銀行間手数料の上限を定めたため、その後はこの問題はほぼ解消しているということです。