ライチョウが繁殖期 縄張り見回り争いも 乗鞍岳
国の特別天然記念物ライチョウが長野・岐阜県境の乗鞍岳で、
繁殖期を迎えている。
雪解けが始まった乗鞍岳の標高2500メートル以上の高山帯。
真っ白い冬羽の首筋付近に黒い羽根が交じったオスが、
縄張りをめぐり岩の上や高さ約30センチのハイマツなどに紛れ、
周りを警戒していた。ほかのオスが近づくと、羽を広げ飛びかかって
追い出していた。
つがいとなったライチョウは、5月下旬にメスが産卵を始め、
6月下旬ごろからひなが孵化(ふか)する。7月には、運が良ければ、
ひなを連れて歩きまわるライチョウの親子の姿を登山道からでも
観察できる。
保護活動を行ってきた中村浩志・信州大名誉教授によると、
ライチョウの数は1980年代には約3千羽いたが、
現在は約1700羽までその数を減らしているという。
環境省の「レッドリスト」に、近い将来絶滅する可能性が高い
IB類に指定されている。
朝日新聞デジタル・杉本康弘(4/26(金) 20:15配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000085-asahi-soci
【写真】繁殖期を迎え、縄張りの見回りをするライチョウの雄
=2019年4月20日午前8時16分、長野・岐阜県境の乗鞍岳、
杉本康弘撮影
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190426-00000085-asahi-000-view.jpg
国の特別天然記念物ライチョウが長野・岐阜県境の乗鞍岳で、
繁殖期を迎えている。
雪解けが始まった乗鞍岳の標高2500メートル以上の高山帯。
真っ白い冬羽の首筋付近に黒い羽根が交じったオスが、
縄張りをめぐり岩の上や高さ約30センチのハイマツなどに紛れ、
周りを警戒していた。ほかのオスが近づくと、羽を広げ飛びかかって
追い出していた。
つがいとなったライチョウは、5月下旬にメスが産卵を始め、
6月下旬ごろからひなが孵化(ふか)する。7月には、運が良ければ、
ひなを連れて歩きまわるライチョウの親子の姿を登山道からでも
観察できる。
保護活動を行ってきた中村浩志・信州大名誉教授によると、
ライチョウの数は1980年代には約3千羽いたが、
現在は約1700羽までその数を減らしているという。
環境省の「レッドリスト」に、近い将来絶滅する可能性が高い
IB類に指定されている。
朝日新聞デジタル・杉本康弘(4/26(金) 20:15配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190426-00000085-asahi-soci
【写真】繁殖期を迎え、縄張りの見回りをするライチョウの雄
=2019年4月20日午前8時16分、長野・岐阜県境の乗鞍岳、
杉本康弘撮影
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190426-00000085-asahi-000-view.jpg