米沢市にある山形大学工学部に勤務していた50代の男性職員が、学生や保護者からの預かり金530万円余りを着服していたことが分かり、大学は、この職員を懲戒解雇の処分にしました。職員は「ギャンブルに使った」などと説明しているということです。
処分を受けたのは、山形大学工学部の事務部で、副課長を務めていた53歳の男性職員です。
大学によりますと、副課長は去年5月までのおよそ5年間に、サークル活動などを支援するために学生や保護者から集めた預かり金を33回にわたって不正に引き出し、あわせて537万円あまりを着服していたということです。
副課長は、不正が発覚しないよう、サークル活動にかかった経費を水増しするなどして帳簿を偽装していましたが、去年7月に業務を引き継いだ別の職員が不正に気づいて、大学に報告したということです。
副課長は大学の調査に対し、着服を認めた上で、「ギャンブルに使った」などと説明しているということです。
山形大学の阿部宏慈理事は14日に開いた会見で、「大学の信頼を裏切る行為で、誠に遺憾です。保護者と関係者にお詫びしたい」と陳謝しました。
大学では今後、警察に被害届を提出するとしています。
01月14日 18時52分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20200114/6020005753.html
処分を受けたのは、山形大学工学部の事務部で、副課長を務めていた53歳の男性職員です。
大学によりますと、副課長は去年5月までのおよそ5年間に、サークル活動などを支援するために学生や保護者から集めた預かり金を33回にわたって不正に引き出し、あわせて537万円あまりを着服していたということです。
副課長は、不正が発覚しないよう、サークル活動にかかった経費を水増しするなどして帳簿を偽装していましたが、去年7月に業務を引き継いだ別の職員が不正に気づいて、大学に報告したということです。
副課長は大学の調査に対し、着服を認めた上で、「ギャンブルに使った」などと説明しているということです。
山形大学の阿部宏慈理事は14日に開いた会見で、「大学の信頼を裏切る行為で、誠に遺憾です。保護者と関係者にお詫びしたい」と陳謝しました。
大学では今後、警察に被害届を提出するとしています。
01月14日 18時52分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20200114/6020005753.html