0001影のたけし軍団 ★2020/04/22(水) 10:16:29.24ID:Jk3K5HLX9
日本の厚生労働省サイトに《新型インフルエンザに関するQ&A》
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html)というページがあったので、のぞいてみた。
《通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか》という問いに対して、
《直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、
この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25〜50万人、日本で約1万人と推計されています》とあった。
つまり、通常でもインフルエンザによる死亡は、世界で50万人、日本で1万人いるのだ。
また、プレジデント・オンライン2月18日付《なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味/怖いのは新型コロナだけじゃない》
(https://president.jp/articles/-/33053?page=2)によれば、2019年1月には、日本でインフルエンザによって1685人が亡くなっている。1日平均で死者54人だ。
ちなみに17日現在、1日に日本で新型コロナが原因で亡くなった人は17人。現時点では去年の普通のインフルエンザよりも低い。
とはいえ新型コロナの死者数が、通常のインフルエンザの年間死者数である世界で25〜50万人を越えるのは時間の問題だろう。
というか、世界中で都市封鎖やら外出禁止令などを実施して世界経済を大破壊して、万が一にも通年のインフルエンザと大差ない被害しかなかったら、その方が大問題だ。
「外出禁止したから、それだけの被害で済んだ」となるのだろう。
前記のデータを調べていて感じたのは、毎年世界で50万人がインフルエンザで死んでいたが、我々は普通に生活していたということだ。インフルエンザと我々は、すでに共生関係にある。
新型コロナは、通常のインフルエンザよりも死亡率が高い。「その危険な分だけ気を付けて同じように生活する」という選択肢はないのだろうか―という疑問が湧いた。
東洋経済サイト4月15日付記事《封鎖なし「スウェーデン」異色の緩い対策のワケ》(https://toyokeizai.net/articles/-/344114)には、驚かされた。
のっけから《スウェーデンでは今もレストランはカフェが通常営業をしていますし、小・中学生は学校に通っています》とある。
14日時点でスウェーデンのコロナ感染による死者数は919人というから、日本よりはるかに多い。感染者は1万948人で、重篤者も859人いるという。
1995年にエボラが発生したときにザイールに派遣され、そこでの功績を高く評価された疫学専門家のアンデシュ・タグネル氏が対策責任者になっているそうだ。
いわく《タグネル氏の考えでは、新型コロナウイルスなどの新しい伝染病は短期間に終息するとは考え難いので、常識的な対策を国民が日常的に行うこと以外に対策はありません。
もちろんその中で感染者や死者は出ますが、人口の57%の人々が抗体を持てば、重篤化しやすい人々も救いやすくなる、ということです》とある。
つまり、集団免疫説を実践している。
今回の新型コロナでは数十万人が死ぬかもしれない。たとえそれで収まったとしても、今の文明の在り方を続けていく以上、次々に別のウイルスがキラー化して襲い掛かって来ると予想される。
《「新型コロナは幕下級…」これから来る”横綱ウイルス”の出現に備えろ/世界的iPS研究者「都市封鎖は過剰」》(大越裕ライター、https://president.jp/articles/-/34370?page=4)には、次のような一節もある。
《ウイルス学者・根路銘氏の見立てによれば「幕下クラス」であるはずの新型コロナウイルスが人類社会にもたらしている大規模な災厄。
高橋氏はこれを、やがて起こりうる、より深刻なパンデミックの予行演習ととらえるべきだと訴える》というものだ。
新型コロナがおさまっても、次なる《横綱クラスの凶悪ウイルス》がいつ出現して襲ってくるか分からないのが現代社会だ。
その度に、世界経済を今回並に破壊することは現実的ではない。
「居心地が悪くても、ウイルスと共生する」というスウェーデンのような取り組みをさらに工夫するという方向性がもっと注目を浴びてもいい。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2020/200421-column.html
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html)というページがあったので、のぞいてみた。
《通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか》という問いに対して、
《直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、
この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25〜50万人、日本で約1万人と推計されています》とあった。
つまり、通常でもインフルエンザによる死亡は、世界で50万人、日本で1万人いるのだ。
また、プレジデント・オンライン2月18日付《なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味/怖いのは新型コロナだけじゃない》
(https://president.jp/articles/-/33053?page=2)によれば、2019年1月には、日本でインフルエンザによって1685人が亡くなっている。1日平均で死者54人だ。
ちなみに17日現在、1日に日本で新型コロナが原因で亡くなった人は17人。現時点では去年の普通のインフルエンザよりも低い。
とはいえ新型コロナの死者数が、通常のインフルエンザの年間死者数である世界で25〜50万人を越えるのは時間の問題だろう。
というか、世界中で都市封鎖やら外出禁止令などを実施して世界経済を大破壊して、万が一にも通年のインフルエンザと大差ない被害しかなかったら、その方が大問題だ。
「外出禁止したから、それだけの被害で済んだ」となるのだろう。
前記のデータを調べていて感じたのは、毎年世界で50万人がインフルエンザで死んでいたが、我々は普通に生活していたということだ。インフルエンザと我々は、すでに共生関係にある。
新型コロナは、通常のインフルエンザよりも死亡率が高い。「その危険な分だけ気を付けて同じように生活する」という選択肢はないのだろうか―という疑問が湧いた。
東洋経済サイト4月15日付記事《封鎖なし「スウェーデン」異色の緩い対策のワケ》(https://toyokeizai.net/articles/-/344114)には、驚かされた。
のっけから《スウェーデンでは今もレストランはカフェが通常営業をしていますし、小・中学生は学校に通っています》とある。
14日時点でスウェーデンのコロナ感染による死者数は919人というから、日本よりはるかに多い。感染者は1万948人で、重篤者も859人いるという。
1995年にエボラが発生したときにザイールに派遣され、そこでの功績を高く評価された疫学専門家のアンデシュ・タグネル氏が対策責任者になっているそうだ。
いわく《タグネル氏の考えでは、新型コロナウイルスなどの新しい伝染病は短期間に終息するとは考え難いので、常識的な対策を国民が日常的に行うこと以外に対策はありません。
もちろんその中で感染者や死者は出ますが、人口の57%の人々が抗体を持てば、重篤化しやすい人々も救いやすくなる、ということです》とある。
つまり、集団免疫説を実践している。
今回の新型コロナでは数十万人が死ぬかもしれない。たとえそれで収まったとしても、今の文明の在り方を続けていく以上、次々に別のウイルスがキラー化して襲い掛かって来ると予想される。
《「新型コロナは幕下級…」これから来る”横綱ウイルス”の出現に備えろ/世界的iPS研究者「都市封鎖は過剰」》(大越裕ライター、https://president.jp/articles/-/34370?page=4)には、次のような一節もある。
《ウイルス学者・根路銘氏の見立てによれば「幕下クラス」であるはずの新型コロナウイルスが人類社会にもたらしている大規模な災厄。
高橋氏はこれを、やがて起こりうる、より深刻なパンデミックの予行演習ととらえるべきだと訴える》というものだ。
新型コロナがおさまっても、次なる《横綱クラスの凶悪ウイルス》がいつ出現して襲ってくるか分からないのが現代社会だ。
その度に、世界経済を今回並に破壊することは現実的ではない。
「居心地が悪くても、ウイルスと共生する」というスウェーデンのような取り組みをさらに工夫するという方向性がもっと注目を浴びてもいい。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2020/200421-column.html