0001どどん ★2020/04/23(木) 11:57:36.49ID:xLopjR8G9
新型コロナウイルスに対応する医療の現場は、過酷な状況に置かれていました。
最前線で患者と向き合う医師が、その実態を語ってくれました。
「私は、救命救急医として重症のコロナ肺炎の治療にあたりました」
こう話すのは、名古屋市内のある医療機関の救命救急センターに勤める男性医師です。
救命救急センターに運び込まれる新型コロナ感染者が増える
救命救急は、様々な病気やけがの重症者に対応する部署ですが、運び込まれる新型コロナウイルスの感染者が増えているといいます。
「本当は、我々の救命救急センターは(新型コロナ以外にも)重症患者のために温存しておかなければいけないが、いま軽症の新型コロナウイルスの患者が次々と救命救急センターに入院してきている現状です」(男性医師)
男性医師が診療した患者は…
先月、新型コロナウイルスに感染し、肺炎の症状がある70代の男性を集中治療室で診療したといいます。
「(70代の患者は)かなり呼吸不全といって、呼吸が悪化・肺炎の状態が悪化して体の酸素が足りない状態になってしまったと」
「人工呼吸器による治療になった。あとは、コロナウイルスに有効であるとされる抗ウイルス薬『アビガン』の投与などの治療を行いました」
患者は入院から1カ月以上が経ち、重症の状態は脱しましたが、退院できない状況だといいます。
「ウイルスの陰性化の確認まで(この患者の場合)3週間かかっていて、その間は普通に廊下を歩くといったリハビリもできませんし、リハビリが不十分になるという問題もありました」(救命救急医の男性)
院内感染の防止を徹底するため、新型コロナ以外の治療にも影響が出ています。
「救急外来に新型コロナの疑いの患者さんがいると ウイルスが広がってしまうという懸念から、ほかの救急車を受け入れられないという現状が実際に起こっています」(救命救急医の男性)
医師は、軽症患者を受け入れる施設を拡充し、積極的に使っていく必要があるといいます。
医療物資の不足も、深刻な問題です。
「不足しているものは、やはりマスク。マスクは職員でも週2回(2枚)までと制限されている」
「あと、N95マスクという医療専用のマスクがあるが、毎日交換はするが、サイクルをあけて、使いまわしで使用している」(救命救急医の男性)
そんななか、院内ではこんな出来事も…
「うちの職場の中の話なんですけど 実際新型コロナの患者に対応している病棟の看護師が、ちょっと昼食をとるために(院内の)エレベーターに乗り込むと、同乗している ほかの部署のスタッフが息をとめてしまうということが、
実際に起こっているようです」
男性医師の勤め先では、臨床心理士が中心となって、医療スタッフのメンタルケアを行っているといいます。
(4月22日15:40〜放送「アップ!」より)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000011-nbnv-l23
最前線で患者と向き合う医師が、その実態を語ってくれました。
「私は、救命救急医として重症のコロナ肺炎の治療にあたりました」
こう話すのは、名古屋市内のある医療機関の救命救急センターに勤める男性医師です。
救命救急センターに運び込まれる新型コロナ感染者が増える
救命救急は、様々な病気やけがの重症者に対応する部署ですが、運び込まれる新型コロナウイルスの感染者が増えているといいます。
「本当は、我々の救命救急センターは(新型コロナ以外にも)重症患者のために温存しておかなければいけないが、いま軽症の新型コロナウイルスの患者が次々と救命救急センターに入院してきている現状です」(男性医師)
男性医師が診療した患者は…
先月、新型コロナウイルスに感染し、肺炎の症状がある70代の男性を集中治療室で診療したといいます。
「(70代の患者は)かなり呼吸不全といって、呼吸が悪化・肺炎の状態が悪化して体の酸素が足りない状態になってしまったと」
「人工呼吸器による治療になった。あとは、コロナウイルスに有効であるとされる抗ウイルス薬『アビガン』の投与などの治療を行いました」
患者は入院から1カ月以上が経ち、重症の状態は脱しましたが、退院できない状況だといいます。
「ウイルスの陰性化の確認まで(この患者の場合)3週間かかっていて、その間は普通に廊下を歩くといったリハビリもできませんし、リハビリが不十分になるという問題もありました」(救命救急医の男性)
院内感染の防止を徹底するため、新型コロナ以外の治療にも影響が出ています。
「救急外来に新型コロナの疑いの患者さんがいると ウイルスが広がってしまうという懸念から、ほかの救急車を受け入れられないという現状が実際に起こっています」(救命救急医の男性)
医師は、軽症患者を受け入れる施設を拡充し、積極的に使っていく必要があるといいます。
医療物資の不足も、深刻な問題です。
「不足しているものは、やはりマスク。マスクは職員でも週2回(2枚)までと制限されている」
「あと、N95マスクという医療専用のマスクがあるが、毎日交換はするが、サイクルをあけて、使いまわしで使用している」(救命救急医の男性)
そんななか、院内ではこんな出来事も…
「うちの職場の中の話なんですけど 実際新型コロナの患者に対応している病棟の看護師が、ちょっと昼食をとるために(院内の)エレベーターに乗り込むと、同乗している ほかの部署のスタッフが息をとめてしまうということが、
実際に起こっているようです」
男性医師の勤め先では、臨床心理士が中心となって、医療スタッフのメンタルケアを行っているといいます。
(4月22日15:40〜放送「アップ!」より)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000011-nbnv-l23