0001Buzzy Mozzie ★2020/06/11(木) 01:56:09.91ID:IqJeGAE/9
お茶出しは女性の仕事?重労働は男性の仕事? 約30%が男性・女性の“らしさ”を押し付けられた経験「あり」
何かと女性の生きづらさが取り沙汰されることが多い現代だが、男性の中にもジェンダーによる差別で苦しむ人がいる。
今回はワークポートが全国の転職希望者の男女(20代〜40代)を対象に実施した「ジェンダーハラスメントに関する調査」の結果を紹介したい。
対象者に現在の会社(直近の会社)で「男性だからこうするべき」、「女性だからこうするべき」といったことを言われたり強制されたりしたことがあるか聞いたところ、「よくある」(11.3%)、「たまにある」(19.0%)とする人は合わせて30.3%となり、「あまりない」(43.0%)、「まったくない」(26.7%)とする人は合わせて69.7%となった。
https://dime.jp/genre/files/2020/06/d39106-53-129454-1.jpg
「ない」と回答した人が多いものの、約30%が男女の“らしさ”を押しつけられることで自身の言動を強制されたり制限されたりした経験があるということがわかった。
「よくある」、「たまにある」と回答した女性にどんなことを言われたり強制されたりしたか聞いたところ、「来客にお茶を出すのは管理職であっても必ず女性がすべきだと言われた」(30代・女性・営業)、「会社内の掃除は女性がやるようにと強制された」(40代・女性・営業)、「飲み会でのお酌は女性にやってほしいと頼まれた」(40代・女性・医療福祉)といった、勤務先でお茶出しや清掃などの雑務は女性の仕事だとする文化が根強く残っているという声が最も多く挙がった。
「女性は家事をしなくてはいけないから大変だね、と言われることが日常茶飯事である」(30代・女性・企画マーケティング)という意見も見られたことから、「女性=家事など雑務をする人」というような意識を持った人がまだ多くいるのかもしれない。
2月13日に、埼玉県議会は女性職員が委員の県議にお茶を出す慣例を廃止すると発表した。2007年に男女雇用機会均等法が再改正されてから10年以上が経過した現在もなお、お茶出しは女性の仕事であると考える企業も一定数あることがわかる。
また、「昇給の相談時に女性はそんなにお金は必要ないだろうと言われた」(30代・女性・クリエイター)、「女性だから仕事をがんばらなくても良いと言われた」(30代・女性・営業)、「女性に昇進はないと言われた」(30代・女性・接客販売)といった、女性のキャリアアップを阻害するような発言をされたとする意見も多く見られた。
さらに、「女性は補助的な業務をすべきという風潮がある」(40代・女性・事務)、「直接言われなくても女性のキャリアに対する差別を感じる」(30代・女性・建築土木)といった、言葉にされることはなくても“暗黙のルール”で女性を差別する雰囲気が感じられるとの意見も挙がった。
同じ質問への男性からの回答では、「男性だからと深夜の残業を強制された」(30代・男性・その他)、「男性だから外仕事がメインと言われたりきつい仕事を優先的にやらされたりした」(20代・男性・機械系エンジニア)、「重いものを持つなどの力仕事は男性の仕事だと言われた」(20代・男性・営業)といった、重労働や残業を課されたという意見が最も多く挙げられた。
男性というジェンダーを理由に過重労働を強いられる人もいるようだ。また、「男性だからお酒を飲めないといけないと言われた」(40代・男性・営業)といった、過度な飲酒を強要されるケースもある。
調査概要
調査内容 :ジェンダーハラスメントについて
調査対象者:当社を利用している全国の転職希望者(20代〜40代の男女)
有効回答 :300人
調査期間 :2020年2月10日〜2月17日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
2020.06.10
https://dime.jp/genre/929750/
何かと女性の生きづらさが取り沙汰されることが多い現代だが、男性の中にもジェンダーによる差別で苦しむ人がいる。
今回はワークポートが全国の転職希望者の男女(20代〜40代)を対象に実施した「ジェンダーハラスメントに関する調査」の結果を紹介したい。
対象者に現在の会社(直近の会社)で「男性だからこうするべき」、「女性だからこうするべき」といったことを言われたり強制されたりしたことがあるか聞いたところ、「よくある」(11.3%)、「たまにある」(19.0%)とする人は合わせて30.3%となり、「あまりない」(43.0%)、「まったくない」(26.7%)とする人は合わせて69.7%となった。
https://dime.jp/genre/files/2020/06/d39106-53-129454-1.jpg
「ない」と回答した人が多いものの、約30%が男女の“らしさ”を押しつけられることで自身の言動を強制されたり制限されたりした経験があるということがわかった。
「よくある」、「たまにある」と回答した女性にどんなことを言われたり強制されたりしたか聞いたところ、「来客にお茶を出すのは管理職であっても必ず女性がすべきだと言われた」(30代・女性・営業)、「会社内の掃除は女性がやるようにと強制された」(40代・女性・営業)、「飲み会でのお酌は女性にやってほしいと頼まれた」(40代・女性・医療福祉)といった、勤務先でお茶出しや清掃などの雑務は女性の仕事だとする文化が根強く残っているという声が最も多く挙がった。
「女性は家事をしなくてはいけないから大変だね、と言われることが日常茶飯事である」(30代・女性・企画マーケティング)という意見も見られたことから、「女性=家事など雑務をする人」というような意識を持った人がまだ多くいるのかもしれない。
2月13日に、埼玉県議会は女性職員が委員の県議にお茶を出す慣例を廃止すると発表した。2007年に男女雇用機会均等法が再改正されてから10年以上が経過した現在もなお、お茶出しは女性の仕事であると考える企業も一定数あることがわかる。
また、「昇給の相談時に女性はそんなにお金は必要ないだろうと言われた」(30代・女性・クリエイター)、「女性だから仕事をがんばらなくても良いと言われた」(30代・女性・営業)、「女性に昇進はないと言われた」(30代・女性・接客販売)といった、女性のキャリアアップを阻害するような発言をされたとする意見も多く見られた。
さらに、「女性は補助的な業務をすべきという風潮がある」(40代・女性・事務)、「直接言われなくても女性のキャリアに対する差別を感じる」(30代・女性・建築土木)といった、言葉にされることはなくても“暗黙のルール”で女性を差別する雰囲気が感じられるとの意見も挙がった。
同じ質問への男性からの回答では、「男性だからと深夜の残業を強制された」(30代・男性・その他)、「男性だから外仕事がメインと言われたりきつい仕事を優先的にやらされたりした」(20代・男性・機械系エンジニア)、「重いものを持つなどの力仕事は男性の仕事だと言われた」(20代・男性・営業)といった、重労働や残業を課されたという意見が最も多く挙げられた。
男性というジェンダーを理由に過重労働を強いられる人もいるようだ。また、「男性だからお酒を飲めないといけないと言われた」(40代・男性・営業)といった、過度な飲酒を強要されるケースもある。
調査概要
調査内容 :ジェンダーハラスメントについて
調査対象者:当社を利用している全国の転職希望者(20代〜40代の男女)
有効回答 :300人
調査期間 :2020年2月10日〜2月17日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
2020.06.10
https://dime.jp/genre/929750/