JIJI.COM2021年01月14日16時51分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011400982&g=soc
学校法人立命館(京都市)が中学・高校の校舎敷地用に購入した京都府長岡京市の土地から基準値を超える鉛やヒ素が検出されたとして、土地を販売した学校法人大阪成蹊学園(大阪市)に約11億2800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は14日、大阪成蹊学園に約5589万円の支払いを命じた。
龍見昇裁判長は、原告が負担した土壌汚染調査や地中障害物の撤去工事などの費用について、「土地の瑕疵(かし)と因果関係がある」と判断した。汚染土の除去などの対策工事費については「健康被害が生じる恐れはない」と大半を退け、一部のみ支払いを認めた。
判決によると、立命館は2010年に大阪成蹊から土地、建物を約37億円で購入する契約を締結。しかし、12年の引き渡し後の土壌汚染調査で基準値を超える鉛やヒ素が検出され、地中障害物の存在も判明した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011400982&g=soc
学校法人立命館(京都市)が中学・高校の校舎敷地用に購入した京都府長岡京市の土地から基準値を超える鉛やヒ素が検出されたとして、土地を販売した学校法人大阪成蹊学園(大阪市)に約11億2800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は14日、大阪成蹊学園に約5589万円の支払いを命じた。
龍見昇裁判長は、原告が負担した土壌汚染調査や地中障害物の撤去工事などの費用について、「土地の瑕疵(かし)と因果関係がある」と判断した。汚染土の除去などの対策工事費については「健康被害が生じる恐れはない」と大半を退け、一部のみ支払いを認めた。
判決によると、立命館は2010年に大阪成蹊から土地、建物を約37億円で購入する契約を締結。しかし、12年の引き渡し後の土壌汚染調査で基準値を超える鉛やヒ素が検出され、地中障害物の存在も判明した。