0001Felis silvestris catus ★2021/01/29(金) 17:51:58.81ID:zb2snZ1y9
https://news.yahoo.co.jp/articles/b35961b22fe59c3f9b9e658c732f33de0f030f76
● 中国の今年の春節でコロナ感染拡大はどうなる?
新型コロナウイルスとの闘いは厳しい局面に直面している。米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、日本時間1月27日午前11時半の時点で、世界の感染者数はついに1億人を突破し、1億21万6403人となった。
データを見ると、目を覆いたくなるほど深刻なものだ。感染者数は、米国が世界最多の2543万4766人で全体の4分の1を占めており、続いてインドが1067万6838人、ブラジルが893万3356人だ。
一時、感染拡大をうまく抑え込んだかに見えた中国でも、あちらこちらで再拡大している。感染者数と感染発見地の数字が急速に伸びているが、人海戦術を駆使してミニロックダウンと言ってもよさそうな隔離作戦で、必死に阻止しようとしている。
今年の春節(旧正月)は2月12日。例年、民族的大移動と言われる春節の帰省ブームがもうすぐそこまで近づいてきた。ただ今年も、例年規模の帰省ブームが発生してしまうと、広い範囲への感染拡大は避けられない。そこで、政府が血眼になって出身地に帰ろうとする出稼ぎ労働者を仕事先の現地にとどめようとしている。「就地過年」(仕事先の現地で春節を迎えよう)というスローガンがいたるところで見られる。
こうした努力の結果がはっきりと出てくるのは、2月末頃だろう。
● 中国で変わった感染予防意識
ここ数日、中国国内のいくつかのネット動画を見た印象だが、中国国民の感染予防の意識は昨年と比べると、飛躍的に高まっている。印象に残った動画の一つは、上海外灘の様子だ。黄浦区で感染者が見つかり、一部地域が封鎖エリアに指定されたというニュースが流れ、隣接エリアである外灘では、一気に人影が見られなくなったのだ。
万が一、感染エリアにいたという情報がスマホに表示されると、以後14日間の隔離が求められ、自由に行動できなくなるのを心配し用心する人が増えているのだ。
もう一つ印象に残ったのは、北京の繁華街で長蛇の列を作ってPCR検査を受ける市民たちの様子を映した動画だ。北京に住む親戚からの情報によると、現地に感染者が出たので、その地域の住民全員がただちにPCR検査を受けることになったという。
こうした光景のいずれも今の日本では見られないものだ。緊急事態宣言の再発令に対して、中国では、「仏系緊急事態宣言」(痛くもかゆくもない緊急事態宣言)と揶揄(やゆ)されている。
● 在日中国人社会の間でも「日本政府はおかしい」という批判
日本では昨年12月下旬からわずか3週間余りで10万人の感染が新しく確認され、感染者の増加スピードが明らかに加速している。
先日、京橋にあるシェアオフィスを訪問した。帰り際、エレベーターホールまで見送ってくれたその会社の副社長が「このビルでは最近、毎日1人というペースで感染者が増えている」と教えてくれた。第3波の波がすでに足元に打ち寄せてきているのを実感した。
しかし、日本社会全体の緊張感が足りない。
しばらく前、私の事務所のスタッフが金曜日の夜に昔の先輩、同僚の2人と外食をした。すると、数日後に保健所から連絡がきて、その時の1人の感染が分かったため、2週間の自粛隔離が求められたという。そのため、事務所スタッフは2週間の自宅勤務に切り替え、自主隔離をした。だが、驚いたことに、もう一人の先輩は何もなかったかのように、会社に出勤していたという。
身近のこうした実例を知って、私は開いた口が塞がらなかった。こうした実例があまりにも多いので、最近、在日中国人社会では、日本政府の対応がおかしいという批判がよく出ている。
数日前に、中国のSNSであるWe Chatに、「日本のコロナ感染第3波の爆発は人災だ! 責任は政府にある」という文章が投稿された。その内容はこうだ。
「日本はかなり自律的な国で、マスクをしない人は少ない。頻繁に手の消毒やうがいをするのも、コロナ感染状況が始まる前から日本人の生活に浸透していた良い習慣だ。しかし、それでも日本ではコロナ感染拡大を阻止できなかったのは果たしてウイルスの変異による天災なのか、それともその予防作戦の不備による人災なのか」
さらに、日本での第3波の発生には、いくつかの原因があるが、その一つはPCR測定人数の制御だと投稿者は指摘している。さらに、東京で実際取材した実例を挙げていた。大まかな内容を次にまとめた。
(略)
● 中国の今年の春節でコロナ感染拡大はどうなる?
新型コロナウイルスとの闘いは厳しい局面に直面している。米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、日本時間1月27日午前11時半の時点で、世界の感染者数はついに1億人を突破し、1億21万6403人となった。
データを見ると、目を覆いたくなるほど深刻なものだ。感染者数は、米国が世界最多の2543万4766人で全体の4分の1を占めており、続いてインドが1067万6838人、ブラジルが893万3356人だ。
一時、感染拡大をうまく抑え込んだかに見えた中国でも、あちらこちらで再拡大している。感染者数と感染発見地の数字が急速に伸びているが、人海戦術を駆使してミニロックダウンと言ってもよさそうな隔離作戦で、必死に阻止しようとしている。
今年の春節(旧正月)は2月12日。例年、民族的大移動と言われる春節の帰省ブームがもうすぐそこまで近づいてきた。ただ今年も、例年規模の帰省ブームが発生してしまうと、広い範囲への感染拡大は避けられない。そこで、政府が血眼になって出身地に帰ろうとする出稼ぎ労働者を仕事先の現地にとどめようとしている。「就地過年」(仕事先の現地で春節を迎えよう)というスローガンがいたるところで見られる。
こうした努力の結果がはっきりと出てくるのは、2月末頃だろう。
● 中国で変わった感染予防意識
ここ数日、中国国内のいくつかのネット動画を見た印象だが、中国国民の感染予防の意識は昨年と比べると、飛躍的に高まっている。印象に残った動画の一つは、上海外灘の様子だ。黄浦区で感染者が見つかり、一部地域が封鎖エリアに指定されたというニュースが流れ、隣接エリアである外灘では、一気に人影が見られなくなったのだ。
万が一、感染エリアにいたという情報がスマホに表示されると、以後14日間の隔離が求められ、自由に行動できなくなるのを心配し用心する人が増えているのだ。
もう一つ印象に残ったのは、北京の繁華街で長蛇の列を作ってPCR検査を受ける市民たちの様子を映した動画だ。北京に住む親戚からの情報によると、現地に感染者が出たので、その地域の住民全員がただちにPCR検査を受けることになったという。
こうした光景のいずれも今の日本では見られないものだ。緊急事態宣言の再発令に対して、中国では、「仏系緊急事態宣言」(痛くもかゆくもない緊急事態宣言)と揶揄(やゆ)されている。
● 在日中国人社会の間でも「日本政府はおかしい」という批判
日本では昨年12月下旬からわずか3週間余りで10万人の感染が新しく確認され、感染者の増加スピードが明らかに加速している。
先日、京橋にあるシェアオフィスを訪問した。帰り際、エレベーターホールまで見送ってくれたその会社の副社長が「このビルでは最近、毎日1人というペースで感染者が増えている」と教えてくれた。第3波の波がすでに足元に打ち寄せてきているのを実感した。
しかし、日本社会全体の緊張感が足りない。
しばらく前、私の事務所のスタッフが金曜日の夜に昔の先輩、同僚の2人と外食をした。すると、数日後に保健所から連絡がきて、その時の1人の感染が分かったため、2週間の自粛隔離が求められたという。そのため、事務所スタッフは2週間の自宅勤務に切り替え、自主隔離をした。だが、驚いたことに、もう一人の先輩は何もなかったかのように、会社に出勤していたという。
身近のこうした実例を知って、私は開いた口が塞がらなかった。こうした実例があまりにも多いので、最近、在日中国人社会では、日本政府の対応がおかしいという批判がよく出ている。
数日前に、中国のSNSであるWe Chatに、「日本のコロナ感染第3波の爆発は人災だ! 責任は政府にある」という文章が投稿された。その内容はこうだ。
「日本はかなり自律的な国で、マスクをしない人は少ない。頻繁に手の消毒やうがいをするのも、コロナ感染状況が始まる前から日本人の生活に浸透していた良い習慣だ。しかし、それでも日本ではコロナ感染拡大を阻止できなかったのは果たしてウイルスの変異による天災なのか、それともその予防作戦の不備による人災なのか」
さらに、日本での第3波の発生には、いくつかの原因があるが、その一つはPCR測定人数の制御だと投稿者は指摘している。さらに、東京で実際取材した実例を挙げていた。大まかな内容を次にまとめた。
(略)