0001ばーど ★2021/04/22(木) 07:54:05.73ID:rf90WYK79
春になり、秋田県内の山中でクマの活動が目立ち始めた。大館市では男性が襲われて負傷しており、山菜採りなどで山に入る機会が増えるにつれてこうした事例の再発が懸念される。秋田県は21日に被害防止連絡会議を開き、改めて注意を呼びかけた。
20日正午ごろ、大館市比内町独鈷(とっこ)の山中で、比内町扇田の無職、川口良雄さん(75)がクマ(体長約1メートル)に襲われた。川口さんは大館市内の病院に搬送されたが、顔の骨を折るなどの重傷を負った。
大館署によると、川口さんは友人と2人でこの日の午前10時半ごろから山菜採りをしていたところ、クマと鉢合わせになった。現場は直近の民家から約300メートルの山中だった。
さらに鹿角署は20日、鹿角市十和田大湯の牧場の牛舎内に保管していた飼料1缶(容量約20リットル)が食べられていたと発表。署はクマによる食害とみて、近隣住民らに注意を呼びかけている。
県警によると、県内でのクマによる人身被害は今年初めて。クマとみられる食害の発生も今年初となる。昨年県内で人身被害が初めて起きたのは5月上旬。初の食害の確認は7月上旬で、今年は比較的早い時期に発生した。
県は21日、対策会議を県庁で開催。会議では各市町村の関係者らが集まる中、県自然保護課主任でツキノワグマ被害対策支援センターの近藤麻実さん(37)が被害防止策などについて説明。遭遇しそうな場所に行く時には複数人で行動することなどを改めて呼び掛けた。【高野裕士、猪森万里夏】
近藤さんの話
「こんなに早い時期に」と思うかもしれないが、クマは既に(冬眠から)起きている時期だ。
20日の現場は、ヤブで見通しが悪い中、被害者の男性と同行した友人とでクマを挟んでしまう位置関係になったことが一因の可能性がある。
友人は鈴を持っていた一方、被害者の男性は音の鳴るものを持っていなかった。
クマは男性がいることに気づくのが遅れたのかもしれない。既に(人に)挟まれており、自己防衛のため攻撃したと考えられる。
存在をクマに知らせるために音を立てることや、被害に遭ってもすぐに気づいて助けを呼べるよう、山には2人以上で出かけることが非常に重要だ。
2021年4月22日 6時15分
https://news.livedoor.com/article/detail/20068698/
20日正午ごろ、大館市比内町独鈷(とっこ)の山中で、比内町扇田の無職、川口良雄さん(75)がクマ(体長約1メートル)に襲われた。川口さんは大館市内の病院に搬送されたが、顔の骨を折るなどの重傷を負った。
大館署によると、川口さんは友人と2人でこの日の午前10時半ごろから山菜採りをしていたところ、クマと鉢合わせになった。現場は直近の民家から約300メートルの山中だった。
さらに鹿角署は20日、鹿角市十和田大湯の牧場の牛舎内に保管していた飼料1缶(容量約20リットル)が食べられていたと発表。署はクマによる食害とみて、近隣住民らに注意を呼びかけている。
県警によると、県内でのクマによる人身被害は今年初めて。クマとみられる食害の発生も今年初となる。昨年県内で人身被害が初めて起きたのは5月上旬。初の食害の確認は7月上旬で、今年は比較的早い時期に発生した。
県は21日、対策会議を県庁で開催。会議では各市町村の関係者らが集まる中、県自然保護課主任でツキノワグマ被害対策支援センターの近藤麻実さん(37)が被害防止策などについて説明。遭遇しそうな場所に行く時には複数人で行動することなどを改めて呼び掛けた。【高野裕士、猪森万里夏】
近藤さんの話
「こんなに早い時期に」と思うかもしれないが、クマは既に(冬眠から)起きている時期だ。
20日の現場は、ヤブで見通しが悪い中、被害者の男性と同行した友人とでクマを挟んでしまう位置関係になったことが一因の可能性がある。
友人は鈴を持っていた一方、被害者の男性は音の鳴るものを持っていなかった。
クマは男性がいることに気づくのが遅れたのかもしれない。既に(人に)挟まれており、自己防衛のため攻撃したと考えられる。
存在をクマに知らせるために音を立てることや、被害に遭ってもすぐに気づいて助けを呼べるよう、山には2人以上で出かけることが非常に重要だ。
2021年4月22日 6時15分
https://news.livedoor.com/article/detail/20068698/