医師判断で高齢者15人に3回接種 京都市が委託契約解除方針
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210826/2010011884.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
京都市の医療機関が独自の判断で、高齢者15人に新型コロナウイルスの
3回目のワクチン接種を行っていたことが分かりました。
京都市は「自己判断でルールから逸脱することはあってはならない」
として、この医療機関との接種の委託契約を解除する方針です。
京都市によりますと、3回目のワクチン接種は、市内の医療機関で、今月2日から10日にかけて行われました。
接種を受けた15人はいずれも65歳以上の高齢者で、ファイザー製のワクチンを
6月末までに2回接種していたということです。
この医療機関では、2回の接種を終えたおよそ100人に、抗体ができたかどうかを調べる検査を
独自に行っていて、このうち抗体量が低かった人には、
希望を聞いたうえで3回目の接種を無料で行っていたということです。
京都市の調査に対して、医療機関の院長は、「抗体量を上げないと感染防止できないと考えたが、
規則に反していたとは知らず、反省している」と話しているということです。
接種を受けた15人に体調の変化などはないということですが、京都市は、
2回の接種が終わっていない人が多くいる中でルールに反した行為だとして、
この医療機関との接種の委託契約を解除する方針です。
京都市医療衛生推進室の阪本一郎 担当部長は、「自己判断でルールから逸脱することは
あってはならないことで、再発防止に取り組みたい」と話しています。
【期限切れワクチン接種も】。
また、京都市は、市内の医療機関で、先月9日から今月6日までの間に、
27人に対して期限が切れたファイザー製のワクチンを誤って接種していたと発表しました。
京都市によりますと、この医療機関は先月から接種を実施していましたが、
院長が方法を十分に確認しなかったため、ワクチンは希釈してから6時間以内に
使い切らなければならないというルールを知らず、翌日以降も、冷蔵庫で保管していたということです。
最長で希釈から2日たったワクチンを接種していた事例もあったということですが、
これまでのところ、健康被害は確認されていないということです。
京都市は、期限切れのワクチンは効果が薄れる場合もあることから、
接種を受けた人の抗体量を検査し、少ない人には追加接種を行うということです。
08/26 15:39
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http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210826/2010011884.html
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京都市の医療機関が独自の判断で、高齢者15人に新型コロナウイルスの
3回目のワクチン接種を行っていたことが分かりました。
京都市は「自己判断でルールから逸脱することはあってはならない」
として、この医療機関との接種の委託契約を解除する方針です。
京都市によりますと、3回目のワクチン接種は、市内の医療機関で、今月2日から10日にかけて行われました。
接種を受けた15人はいずれも65歳以上の高齢者で、ファイザー製のワクチンを
6月末までに2回接種していたということです。
この医療機関では、2回の接種を終えたおよそ100人に、抗体ができたかどうかを調べる検査を
独自に行っていて、このうち抗体量が低かった人には、
希望を聞いたうえで3回目の接種を無料で行っていたということです。
京都市の調査に対して、医療機関の院長は、「抗体量を上げないと感染防止できないと考えたが、
規則に反していたとは知らず、反省している」と話しているということです。
接種を受けた15人に体調の変化などはないということですが、京都市は、
2回の接種が終わっていない人が多くいる中でルールに反した行為だとして、
この医療機関との接種の委託契約を解除する方針です。
京都市医療衛生推進室の阪本一郎 担当部長は、「自己判断でルールから逸脱することは
あってはならないことで、再発防止に取り組みたい」と話しています。
【期限切れワクチン接種も】。
また、京都市は、市内の医療機関で、先月9日から今月6日までの間に、
27人に対して期限が切れたファイザー製のワクチンを誤って接種していたと発表しました。
京都市によりますと、この医療機関は先月から接種を実施していましたが、
院長が方法を十分に確認しなかったため、ワクチンは希釈してから6時間以内に
使い切らなければならないというルールを知らず、翌日以降も、冷蔵庫で保管していたということです。
最長で希釈から2日たったワクチンを接種していた事例もあったということですが、
これまでのところ、健康被害は確認されていないということです。
京都市は、期限切れのワクチンは効果が薄れる場合もあることから、
接種を受けた人の抗体量を検査し、少ない人には追加接種を行うということです。
08/26 15:39