人口あたりの医師の数が全国で最も少ない埼玉県で、地元の銀行が医療や介護の国家資格を取得するために進学する学生本人を対象にした、新たな融資制度を始めました。
銀行は「医療人材不足の解消に貢献したいという人の熱意に応えたい」としています。
県によりますと、埼玉県は、人口あたりの医師の数が全国で最も少なく、一方で75歳以上の高齢者の増加スピードは最も速くなるなど、課題となっています。
こうした中、さいたま市に本店のある「埼玉りそな銀行」はより多くの人が医療関係の職業を目指せるようにしたいと、医療や介護の国家資格を取得するために進学する学生本人を対象にした融資制度を今月から始めました。
銀行によりますと、これまでは審査の際に、親権者などの収入で判断していましたが、新たな制度では、国家資格を取ったあと将来に見込まれる年収で判断するということです。
これによって、20歳未満の人や勉強に専念するため、会社をやめて収入がなくなった人も申し込めるということです。
この銀行によりますと、将来の見込みの年収で、審査を行う融資制度を行うのは、全国の銀行で初めてだということです。
埼玉りそな銀行の福岡聡社長は、「もっとも重要な埼玉県の課題とされている、医療人材不足の解消に貢献したいという人の熱意に応えようと考えた。私たちもリスクをとりながらも地元に貢献できるような銀行でありたい」と話しています。
12月22日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211222/1000074121.html
銀行は「医療人材不足の解消に貢献したいという人の熱意に応えたい」としています。
県によりますと、埼玉県は、人口あたりの医師の数が全国で最も少なく、一方で75歳以上の高齢者の増加スピードは最も速くなるなど、課題となっています。
こうした中、さいたま市に本店のある「埼玉りそな銀行」はより多くの人が医療関係の職業を目指せるようにしたいと、医療や介護の国家資格を取得するために進学する学生本人を対象にした融資制度を今月から始めました。
銀行によりますと、これまでは審査の際に、親権者などの収入で判断していましたが、新たな制度では、国家資格を取ったあと将来に見込まれる年収で判断するということです。
これによって、20歳未満の人や勉強に専念するため、会社をやめて収入がなくなった人も申し込めるということです。
この銀行によりますと、将来の見込みの年収で、審査を行う融資制度を行うのは、全国の銀行で初めてだということです。
埼玉りそな銀行の福岡聡社長は、「もっとも重要な埼玉県の課題とされている、医療人材不足の解消に貢献したいという人の熱意に応えようと考えた。私たちもリスクをとりながらも地元に貢献できるような銀行でありたい」と話しています。
12月22日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211222/1000074121.html