0001oops ★2022/01/26(水) 21:00:33.49ID:aG6XLyNc9
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入院中のDJ・ファーガソンさん
アメリカの病院で男性患者が心臓移植手術を拒まれた。男性が新型コロナウイルスのワクチンを接種していないことも、理由の一部とされた。
男性はDJ・ファーガソンさん（31）。心疾患で新たな心臓を必要としている。
父デイヴィッドさんによると、ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院で移植手術を待っていたが、候補者リストから外されたという。
デイヴィッドさんは、新型ウイルスのワクチンについて、息子の「原則」に反するものだと主張。「彼は（ワクチンを）信用していない」と述べた。
病院側は、同院のポリシーに従って対応していると説明。BBCの取材に、「臓器が不足する中、臓器移植を受ける患者の生存の可能性を最大にするため、できる限りのことをしている」との声明を出した。
また、「移植候補者に対しては、免疫システムが急激に抑制されることを考慮し、COVID-19のワクチンと、手術成功と移植後の患者生存の可能性を最大にするライフスタイル」を義務付けているとした。
病院は声明で慎重に言葉を選んでおり、ワクチン未接種以外の要因も絡んでいる可能性を示唆している。同院は患者のプライバシーを理由に、詳細な説明を拒んだ。
同院はさらに、臓器不足のため、移植を待っている約10万人のほとんどが5年以内の臓器提供を受けられていないと付け加えた。
■副反応を懸念か
クラウドファンディングGoFundMeの記述によると、ファーガソンさんは昨年11月26日に入院。心臓に遺伝性の問題があり、肺に血液などの体液がたまるという。
新型ウイルスのワクチン接種によって心臓に炎症が発生し、心機能が弱っていることから命取りになる恐れがあることを、ファーガソンさんは心配しているという。この炎症は、ワクチン接種で起こりうる副反応の1つだが、米疾病対策センター（CDC）はまれで一時的なものだと強調している。
CDCは臓器移植を受ける人と近親者に対し、ワクチン接種の完了と、ブースター（追加）接種を奨励している。
ニューヨーク大学医学部のアーサー・カプラン博士は、移植手術後は患者の免疫システムがほぼ機能しなくなり、普通の風邪でも生命を脅かすと、米CBSニュースに説明。
「臓器は不足しており、ワクチンを接種して術後の生存率が高い人がいる状況で、生存率が低い人に臓器を分配することはしない」と述べた。
■3人目の子どもが近く誕生
家族によると、ファーガソンさんには子どもが2人おり、近く3人目が生まれる予定。現在、ファーガソンさんは病院に入院したままだという。
別の病院に転院するには体力があまりに弱く、「時間がなくなっている」と家族は話した。
父デイヴィッドさんは、「息子はものすごく勇敢に闘っている。彼は妥協せず原則を信じており、そのことで私は、彼への敬意を一層深めている」とし、「彼の体だ。彼の選択だ」と述べた。
アメリカでは他にも、ワクチン未接種者への医療提供をめぐって問題が起きている。
ミネソタ州では今月、人工呼吸器を2カ月着けていた夫から機器を外そうとしたとして、女性が病院を訴えた。
アメリカでは、ワクチンの2回接種を済ませたのは国民の63％強となっている。
6時間前
https://www.bbc.com/japanese/60136289
入院中のDJ・ファーガソンさん
アメリカの病院で男性患者が心臓移植手術を拒まれた。男性が新型コロナウイルスのワクチンを接種していないことも、理由の一部とされた。
男性はDJ・ファーガソンさん（31）。心疾患で新たな心臓を必要としている。
父デイヴィッドさんによると、ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院で移植手術を待っていたが、候補者リストから外されたという。
デイヴィッドさんは、新型ウイルスのワクチンについて、息子の「原則」に反するものだと主張。「彼は（ワクチンを）信用していない」と述べた。
病院側は、同院のポリシーに従って対応していると説明。BBCの取材に、「臓器が不足する中、臓器移植を受ける患者の生存の可能性を最大にするため、できる限りのことをしている」との声明を出した。
また、「移植候補者に対しては、免疫システムが急激に抑制されることを考慮し、COVID-19のワクチンと、手術成功と移植後の患者生存の可能性を最大にするライフスタイル」を義務付けているとした。
病院は声明で慎重に言葉を選んでおり、ワクチン未接種以外の要因も絡んでいる可能性を示唆している。同院は患者のプライバシーを理由に、詳細な説明を拒んだ。
同院はさらに、臓器不足のため、移植を待っている約10万人のほとんどが5年以内の臓器提供を受けられていないと付け加えた。
■副反応を懸念か
クラウドファンディングGoFundMeの記述によると、ファーガソンさんは昨年11月26日に入院。心臓に遺伝性の問題があり、肺に血液などの体液がたまるという。
新型ウイルスのワクチン接種によって心臓に炎症が発生し、心機能が弱っていることから命取りになる恐れがあることを、ファーガソンさんは心配しているという。この炎症は、ワクチン接種で起こりうる副反応の1つだが、米疾病対策センター（CDC）はまれで一時的なものだと強調している。
CDCは臓器移植を受ける人と近親者に対し、ワクチン接種の完了と、ブースター（追加）接種を奨励している。
ニューヨーク大学医学部のアーサー・カプラン博士は、移植手術後は患者の免疫システムがほぼ機能しなくなり、普通の風邪でも生命を脅かすと、米CBSニュースに説明。
「臓器は不足しており、ワクチンを接種して術後の生存率が高い人がいる状況で、生存率が低い人に臓器を分配することはしない」と述べた。
■3人目の子どもが近く誕生
家族によると、ファーガソンさんには子どもが2人おり、近く3人目が生まれる予定。現在、ファーガソンさんは病院に入院したままだという。
別の病院に転院するには体力があまりに弱く、「時間がなくなっている」と家族は話した。
父デイヴィッドさんは、「息子はものすごく勇敢に闘っている。彼は妥協せず原則を信じており、そのことで私は、彼への敬意を一層深めている」とし、「彼の体だ。彼の選択だ」と述べた。
アメリカでは他にも、ワクチン未接種者への医療提供をめぐって問題が起きている。
ミネソタ州では今月、人工呼吸器を2カ月着けていた夫から機器を外そうとしたとして、女性が病院を訴えた。
アメリカでは、ワクチンの2回接種を済ませたのは国民の63％強となっている。
6時間前
https://www.bbc.com/japanese/60136289