2022年8月16日 09:11
7月の参院選で、沖縄の米軍基地を東京に引き取ることを公約に掲げた候補者がいた。東京選挙区から立候補した中村之菊さん(43)だ。今、同じ公約を掲げる候補者を全国から送り出そうとしている。(社会部・棚橋咲月)
参院選公示日の6月22日、中村さんは首相官邸前に1人立っていた。「沖縄は基地の中にあると言っていいくらいフェンスだらけ。この状況を放っておいていいのでしょうか」。目の前を人々が行き交い、通り過ぎていく。「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」代表として選挙期間中、都内各地を回った。
東京都出身。千葉県に住む大工だ。高校を中退し、18歳で右翼団体に入った。
沖縄との接点はその翌年、東京で出会った沖縄出身の友人にある。同い年のその女性から「東京と沖縄の戦後って違うよね」と言われ、面食らった。女性が語った住民を巻き込んだ地上戦とその後の米軍統治は、長く心に残ることになった。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1008245
7月の参院選で、沖縄の米軍基地を東京に引き取ることを公約に掲げた候補者がいた。東京選挙区から立候補した中村之菊さん(43)だ。今、同じ公約を掲げる候補者を全国から送り出そうとしている。(社会部・棚橋咲月)
参院選公示日の6月22日、中村さんは首相官邸前に1人立っていた。「沖縄は基地の中にあると言っていいくらいフェンスだらけ。この状況を放っておいていいのでしょうか」。目の前を人々が行き交い、通り過ぎていく。「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」代表として選挙期間中、都内各地を回った。
東京都出身。千葉県に住む大工だ。高校を中退し、18歳で右翼団体に入った。
沖縄との接点はその翌年、東京で出会った沖縄出身の友人にある。同い年のその女性から「東京と沖縄の戦後って違うよね」と言われ、面食らった。女性が語った住民を巻き込んだ地上戦とその後の米軍統治は、長く心に残ることになった。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1008245