自宅でフグ調理 2人食中毒

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074550601.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

知り合いからもらったフグを自分でさばいて食べた宇佐市の80代の夫婦が、
吐き気や立ち上がれなくなるなどの症状で入院しました。
命には別状はないということですが、県はフグの毒による食中毒と断定し、
専門の免許を持たない人は、フグを調理しないよう呼びかけています。

県によりますと、19日、宇佐市の80代の夫婦が、知り合いからもらったフグを
自宅でさばいて食べたあと、吐き気や立ち上がれなくなるなどの症状を訴え病院に運ばれました。
2人は今も入院していますが、回復に向かっていて命に別状はないということです。

夫婦が食べたフグは、皮などに毒がある、ショウサイフグと見られるというころです。
2人は皮をみそ汁に入れて食べていたことから、県はフグの毒が原因の
食中毒と断定し、詳しい状況を調べています。

保健所の聞き取りに対し夫婦は
「地元の言い伝えで、腹がツルツルしているフグは食べても大丈夫だと思っていた。
これまでも、もらったフグを自分たちで調理して食べてきた」
と話しているということです。

県食品・生活衛生課の佐伯久課長は
「こうした言い伝えは信じないでほしい。専門の免許を持たない人が
フグを調理して食べるのは非常に危険なので、絶対にしないでほしい」
と注意を呼びかけています。

01/20 16:02