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>PCB



2015.01.22
鯨肉が足止めされた原因について、大阪市港湾局や厚生労働省は「個別の案件」であるとして詳細を明らかにしていないが、農産物や水産物を輸入する際に実施する「検疫」段階で時間を要したとみられる。
そもそも、食物連鎖の高位に位置するクジラは、水銀の蓄積量などが比較的高いことから、残留汚染物質の検査は徹底的に行われる。
鯨肉輸入に際しては、ポリ塩化ビフェニール(PCB)や水銀の検査に加え、個体を特定するDNA検査なども必要となっており、もともと一定の時間がかかる。
ただ、民間の検査機関によると、一般的なPCB検査は10日ほどで結果が出るという。捕鯨業者が主張するように、4カ月もかかるのは常識的ではない。
昨年11月に来日したアイスランドのスベインソン外相は、産経新聞の取材に対し、PCB検査に関して
「日本とアイスランドは同じ検出機器を使っているが、検査結果の数値をどう理解するかで、両国間に隔たりがある。この問題が解決されなければ税関で鯨肉が足止め状態となる」と指摘した。
要は、日本は検査が厳しいということのようだ。
http://www.sankei.com/premium/news/150122/prm1501220005-n1.html