>>527
「元老」とか「維新の元勲」と呼ばれた、カリスマ支配が終わると、
替わるものがなかったんですよね。これも憲法制度外の組織ですが。
その後は「重臣グループ」が宮内省・内大臣府から、大命降下という形で、
天皇の意志を実現していたようですが。

大日本帝国が暴走して言ったのは、「統帥権」とか「事務次官」など、
秘密裏に「元勲直属」にしていて、内閣を事前審査したりする権力を、
元勲死後に放置されたから。「国家の主人」が死んでしまえば、
主人の意志がなくなり、私利私欲で暴走を始める。