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さらに、大規模な朝鮮人虐殺が引き起こされたのは、行政・警察や軍が、あろうことかデマを信じ、
新聞記者にまことしやかに話し触れ回るように要請するなど、虐殺の動きに加担していたことも大きな原因だった。

これは当時、警視庁の官房主事でトップ2の立場にあった元・読売新聞社主の正力松太郎も
〈朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました〉と明かし、デマであったことを認め、反省の念を示していることである。
〈折から警視庁より不逞鮮人の一団が神奈川県川崎方面より来襲しつつあるから
支給帰庁せよとの伝令が来まして急ぎ帰りますれば警視庁前は物々し警戒線を張っておりましたので、
私はさては朝鮮人騒ぎは事実であるかと信じるに至りました。(略)

しかるに鮮人がその後なかなか東京へ来襲しないので不思議に思うているうち
ようやく夜の10時ごろに至ってその来襲は虚報なることが判明いたしました。(略)
警視庁当局として誠に面目なき次第でありますが、私共の失敗に鑑み
大空襲に際してはこの点特に注意せられんことを切望するものであります。〉(『悪戦苦闘』早川書房)
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http://news.livedoor.com/article/detail/13551427/