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https://ja.wikipedia.org/wiki/天子

天子(てんし)とは、中国や日本で用いられた君主の称号。天命を受けて天下を治める者の意。
中国の周王や漢代以降の皇帝、日本の大王・天皇の別号として用いられた。

王は天(天帝)の子であり天命により天下を治めるとする古代中国の思想を起源とする。周代、
周公旦によって「天帝がその子として王を認め王位は家系によって継承されていく。王家が徳を
失えば新たな家系が天命により定まる」という「天人相関説」が唱えられ、天と君主の関係を表
す語として「天子」が用いられるようになったという。秦の始皇帝により、天下を治める者の呼称
が神格化された皇帝へと変わると、天子の称は用いられなくなったが、漢代にいたり儒教精神の
復活をみると、再び天子の称が用いられるようになり、それは皇帝の別名となった。

中国の影響を多く受けた日本でも、天子は大王・天皇の別名として用いられ、聖徳太子は「日出る
処の天子、書を、日没する処の天子に致す。恙なきや」と記した国書を隋の煬帝に送っている。律
令においては天皇が祭祀において用いる称号として規定されているが、天皇を指す語の1つとして
広く使われるようになる。