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外壁塗装工事のため、6月から休館していた札幌市時計台がリニューアルオープンした。
外壁と屋根は20年前の耐震工事時と同じ白と赤に塗り上げられ、市を代表する観光スポットがよみがえった。
 
時計台は札幌農学校(現北海道大)の入学・卒業式などを行う中央講堂として誕生し、今年で140周年。
長年の風雨にさらされたことで外壁の劣化が激しく、工事のため5カ月間休館していた。
改装後初オープンとなった1日は、100人を超える来館者が訪れ、先着順に記念品を受け取った。
 
時計台は北海道地震で落ち込んだ観光需要の回復のため、12月31日まで入館料が無料になる。
下村康成館長は「休館中に台風や地震が来ていろいろあったが、無事にこの日を迎えて安心した。
観光の起爆剤としていきたい」と語った。


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