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外国人材拡大法 海外でも期待と懸念
2018年12月8日 5時56分外国人材

外国人材の受け入れを拡大する改正出入国管理法について、多くの技能実習生を日本に派遣してきたベトナムの送り出し機関では、歓迎と共に懸念の声も聞かれました。

このうち、首都ハノイにある送り出し機関の男性は「日本に行った実習生の中には、また日本で働きたいと思っている若者もいるので、そうした若者にとってはうれしいことだと思う」と歓迎しました。

ただ、現在の技能実習制度を踏まえ、「多額の手数料がかかる構造を変えないかぎり、日本に行く若者が多額の借金を背負わされる状況は変わらない」と話し、日本とベトナム双方で現在の制度の見直しを含めた対応が必要だと指摘しました。

ミャンマー 大学に日本語講座が新設

日本への就職を希望する人が増えているミャンマーでは、日本で外国人材の受け入れを拡大する法案の成立を見込んで、大学で新たに日本語の講座が開設されるなど、期待が高まっています。

語学学校で日本語を教えている27歳の女性は、「ミャンマーの若者は、日本語ができればよい仕事に就けると思います」と話していました。

また、講座を受ける20歳の男性は「日本はとても発展した国なので、日本に学ぶことはミャンマーの発展にも役立つと思います」と話していました。