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現、全日本女子バレー監督の中田の言葉


第三者の影響を根拠にしたモチベーションは 「気づき」 を生みません。
むしろ気づきを妨げる要因になります。「誰かに怒られないために
一生懸命やる」 などはその典型です。第三者が作り上げた枠の中で
オートマチックに練習することも同様ですね。
たとえば、高校の部活動などで全国上位に入るチームは、厳しい指導に
耐え抜いてきたチームが多いです。そこにいるのは、怒られて怒鳴られて、
それに耐えて結果を出してきた選手たちですよね。彼女たちがいざ実業団に
入ると、途端に練習をしなくなるケースが意外に多いんです。
実業団では選手個々の裁量が確保されますから、怒られるようなことは
それほどないし、自由がきくところがあります。でも、それでサボることを
覚えてしまってフェードアウトする選手は決して少なくない。
そうなると実力も伸びるはずがないのですが、高校時代に好成績を収めた
実績からプライドだけは高いので、実力とプライドが反比例してしまうん
ですよね。自由な環境だからこそ、自分をコントロールして、
自分なりのやり方を確立しなくてはいけないのに、そのやり方が
わからないんですよ。だからつい楽なほうへ流れてしまう・・・。
自由というのは怖いですよね。「気づき」 のための危機感を、
知らないうちに奪っていくんですから。

https://www.business-plus.net/special/1103/213601.shtml