>>286
夫婦で計画殺人の練って実行した、この夫婦も怖くはないけどね。

http://yabusaka.moo.jp/urawamusuko.htm
何も気づいていない建は自室のベッド上で左手を胸に置いて熟睡していた。
佐藤は、手にした包丁で心臓を一刺ししたが、中心を外れていた。
「ギャー」と悲鳴をあげた建がベッドから転げ落ち、佐藤と取っ組み合いになった。
真弓はモデルガンを建の頭に振り落としたが、こなごなに砕けてしまった。
やがて包丁の先が欠けた。「包丁の先が折れたから別なのを持ってきてくれ」と佐藤が言い、
真弓が急いで台所に行って、新たな包丁を持ち出し、佐藤に手渡した。

「許してくれ。俺が悪かった。お願いだから殺さないでくれ」

 建は弱りきった声で哀願した。これが最後の言葉だった。

「今じゃ、もう遅いんだよ。親を親とも思わない人間は親の手で死なせてやる」

 佐藤が心臓辺りをめがけて包丁を刺し、建はこの世を去った。11時50分、佐藤は自分で110番通報をした。

【逮捕後】
「このまま続けていくのも地獄、そして殺人者の子供に、というのも地獄で、
どっちを選んでも・・・・まったく・・・・展望が開けなかったのです」(佐藤)

【裁判】
 93年3月 浦和地裁、夫婦ともに懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。