市民団体「オリンピックをやめて、県民のいのちをまもる埼玉の会」は3日、埼玉県庁を訪れ、大野元裕知事あての要請書兼公開質問状を提出した。「埼玉県知事として五輪中止を求めてほしい」と訴え、五輪中止に対する知事の考えを質問している。

 同団体は「九条の会・さいたま」や「表現の自由を市民の手に全国ネットワーク」の関係者らで構成。提出後に記者会見した共同代表の辻忠男さんは「医療現場は逼迫(ひっぱく)している。ワクチンを打つ体制も十分とは言えない中、市民を危険にさらす五輪の開催は大いに疑問だ」と話した。【鷲頭彰子】

6/6(日) 9:57
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