>>237
2021/7/26
「東京五輪開幕式の米視聴率は33年ぶり最低値、88年ソウル大会以下」米メディアが発表
 アメリカのNBCは7月24日(現地時間)、2020東京五輪開幕式のアメリカでの視聴率が、33年ぶりに最低値を記録したと報道したが、これは2016年
 のリオ五輪開会式(2650万人)に比べて37%も減少した数値で、1988年のソウル五輪(2270万人)よりも少ないとの事。
 アメリカでの東京五輪中継権を保有しているNBCは同日、NBC放送やNBCスポーツアプリ、NBCのオリンピックウェブサイト、スマートフォンなどを
 通じて、開幕式視聴人数の集計を発表。NBCは前日の放送を通じて、開幕式を視聴したアメリカ国内の人が、1670万人ほどだったと発表。
 東京五輪による経済効果は、イギリスのエコノミストは、コロナ禍で開催される今回の五輪は以前と異なり、“五輪特需”を期待しにくいと予想
 し、東京アクアシティ内の公式記念グッズ売場の売上が、当初予想していた数字の10%水準にとどまり、ワシントンポストは、「新型コロナの大流
 行が続く中で開かれる五輪に、日本の大衆はもちろん、トヨタなど主要スポンサーも期待していない」と報道。
※菅義偉が「40億人」は視聴すると吹聴してしまった東京オリンピックの開会式は、日本国が最大のパートナー国と思っている米国では過去最低の
 人数の視聴者であった模様。新型コロナウィルスの感染対策を疎かにしながらオリンピックを開催した結果、何の経済効果も見込めない事も明らか
 になってしまった為、来る第49回衆院選挙では、政府与党自由民主党・公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦する候補者には、
 一切の投票をしない事を強く勧める。

根拠となる報道:
2021/7/22
 五輪開催でも日本は安全 菅義偉、WSJに語る
 菅は、足元で1日当たり数万人の新規感染者が出ているにもかかわらず、マスクなしの観客が詰めかけた会場でテニスのウィンブルドン選手権や
 サッカー欧州選手権を実行した英国の事例に言及し、「感染者数なども、海外と比べると、一桁以上といってもいいぐらい少ない」とし、「ワク
 チンも進んで、感染対策を厳しくやっているので、環境はそろっている、準備はできていると、そういう判断をした」との事。
 自身に近い関係者を含めた人々から五輪を中止することが最善の判断だと、これまで何度も助言されたと明かし、「やめることは一番簡単なこと、
 楽なことだ」「挑戦するのが政府の役割だ」との事。
 東京のコロナ感染者数は6月下旬以降、増加傾向にあるが、東京都に緊急事態宣言を発令。期間は7月12日から五輪閉幕までとし、外国で導入され
 るロックダウン(都市封鎖)とは異なり、いつも通りの日常生活が続いており、緊急事態宣言に伴い導入された主な対策は、飲食店に対する酒類
 提供の停止と営業時間短縮の要請だが、一部では政府の方針に逆らって営業を続ける飲食店もあるが、「日本人は、政府がそういう方向を示すと、
 多くの人が協力してくれる」との事。
 日本の感染者数は、国民1人当たりで見れば米国の約25%にとどまっているが、高齢者の約6割、人口全体の22%がワクチン接種を完了する中、日
 本の死者数は大きく減少。ウェブサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によると、国民1人当たりでは米国の7分の1程度となっているが、「
 日本の状況は、数字に表れているので、やはり世界に発信すべきだ」との事。
 政治学者の三浦瑠麗は、全世界が見守る中、コロナ禍の中で五輪を開催するという決定も含め、あり得ないと思われることを成功に導くことができ
 るという自信につながり、「菅の直感はリスクを取ることだ。これまで何度もリスクを取ってきたからこそ、彼は今の地位にある」との事。
 ただ菅は、毎日新聞が先週末に行った世論調査によると、不支持率は62%に上り、支持率は30%にとどまり、他の世論調査でも同じような結果が
 出ており、日本国民の約3分の2は、五輪を楽しめるとは思っていないと回答。
 競技が始まり、国民がテレビで観戦すれば、考えも変わるとして自信を示し、大半の競技が無観客での開催となるため、自身もテレビで観戦する
 と言い「世界で約40億人の人がテレビなどで観戦するといわれている。そういう意味で、無観客でやる価値というのは、ものすごく大きいと思う」