JR西日本金沢支社は、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、七尾線に乗務する運転士や車掌ら10人に感染が確認されたと発表しました。

JR西日本金沢支社によりますと、感染が確認されたのは七尾鉄道部に勤務する運転士6人、車掌2人、それに事務スタッフ2人の合わせて10人です。このうち運転士は七尾線の普通列車と特急列車の運転を担当していたほか、車掌は特急列車で乗客の対応に当たっていましたが、保健所は乗客と濃厚接触した例はないと判断しています。JRはすでに車両や関係施設の消毒を終えています。

石川県は16日、クラスターの発生が確認されたとしたうえで、車内などでは感染対策がとられていたものの、乗務員が喫煙所でマスクを外して会話したことで感染が広がった可能性があると説明しました。

JR西日本は、濃厚接触者の社員数人を自宅待機にしていますが、七尾線の運行に必要な社員は確保されていることから、ダイヤへの影響はないとしています。

MRO

https://news.yahoo.co.jp/articles/60990adf0c0809cf878f72ca50a0d4610302df87