米モデルナは1日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種で
米食品医薬品局(FDA)の正式承認を目指し、初期データを提出したことを明らかにした。

発表資料によれば、臨床試験で用量を現行ワクチンの半分の50マイクログラムとしたブースター接種により、
デルタ変異株に対する抗体レベルは40倍超に増加したという。

同社はこのデータを向こう数週間内に欧州の規制当局などにも提出する計画だとした。
事情に詳しい複数の関係者によると、FDAの諮問委員会はブースター接種に関する会合を今月17日に開く予定。

米ファイザーと独ビオンテックは先月、ブースター接種に関する初期データをFDAに提出しており、
モデルナはわずかにこれに遅れたことになる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-01/QYRXN3T1UM0W01