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>二階発言の翌15日午前、山口は30分ほど前に告げ、首相官邸に飛び込んだ。
「どの政党も、総理自身も望んでいないのになぜ30万になったのか。財務省が決めて、それでいいんですか!」

安倍も当初は「一律10万円」を検討していたという新聞記事を持ち出し、山口は10万円給付を求めた。安倍はリーマン・ショック時の「定額給付金」をトラウマとする麻生副総理兼財務相らの進言で10万円給付案を封印していた。


「我々の主張は一切変わりません。」
16日朝、公明党の山口代表は携帯電話で安倍首相に迫った。
「これまでの積み重ねがある」と渋る安倍首相に対し、「我々は断頭台に立っているんです。政治決断しかありません」と山口代表は詰め寄った。

公明党の意向をこれ以上無視すれば、連立政権も危ういー。
安倍は電話を終えると、10万円給付に動き出した。 

@読売新聞4月18日付