>>814
公明は河野を不安視だとさ

>(公明の)ある幹部は、河野太郎ワクチン担当相が提起する年金制度改革を念頭に「基礎年金の全額税負担が新政権の一丁目一番地などといわれたら困る。消費税は一体いくらになるんだ」と漏らす。

民主党政権下では、河野氏の主張に近い1人当たり月額7万円の最低保障年金制度の導入が検討されたが、財源となる消費税率を大幅に引き上げる必要があることから、公明は自民とともに反対した経緯がある。
公明は国民生活を直撃する消費増税の議論には抑制的で、具体的な制度や数字を示さない河野氏の姿勢に「不安をあおるだけ」と反発の声があがる。

河野氏が掲げる選挙制度改革にも否定的だ。河野氏は衆院選で比例代表枠の削減を主張するが、公明の衆院議員29人のうち比例選出は21人を占める。
実現すれば党の基盤が揺らぎかねず、党関係者は「選挙区と比例を棲み分けてきた自公の選挙協力を理解していないのではないか」と不信を募らせる。