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○自由民主党が敗北(敗北相当)した選挙:
2021/10/25
 参院静岡選挙区補選 立民 国民推薦の山崎真之輔氏が初当選
 山崎真之輔(無所属・新)当選 65万789票。
 若林洋平(自民・新) 60万2780票。
 鈴木千佳(共産・新) 11万6554票。
 無所属の元県議会議員で立憲民主党と国民民主党が推薦した山崎氏が自民党などの候補者を抑え初めての当選を果たしたが、山崎氏は浜松市出身の40歳
 で、浜松市議会議員を経て、静岡県議会議員となり、3期目の途中に辞職して今回立候補したが、静岡県の川勝知事の支援も受けた山崎氏は、選挙戦で、
 岸田内閣は安倍・菅両政権を総括していないと批判するとともに、アベノミクスは虚像だとして、実体経済を回す社会に変えるべきだと訴え、その結果、
 推薦を受けた立憲民主党や国民民主党の支持層に加えいわゆる無党派層などからも幅広く支持を集め、初めての当選を果たしたとの事。
 立憲民主党の福山幹事長は、大阪市内で、「静岡選挙区は、もともと自民党の議席であったことや、就任直後の岸田総理大臣が2度も応援演説に入ったこ
 とを考えれば、この勝利はとてつもなく大きい。安倍政権、菅政権、そして岸田政権に対して、国民の不信感と怒りが渦巻いている結果だと思う。この
 結果を謙虚に受け止めながらも、衆議院選挙へ大きな弾みにしていきたい」との事。
 自民党の遠藤選挙対策委員長は、党本部で「山口は圧勝できたが、静岡は残念ながら、あと一歩及ばずという状態になった。今回の結果をしっかりと捉え
 て、衆議院選挙では、改めて力を合わせて、岸田総理大臣を中心に、一致団結して戦い抜くという思いだ。岸田総理大臣とも『最後まで戦い抜こう』とい
 う話をした」と述べたが、自民党幹部は、「地域の特殊な事情もあると思うが、油断してはいけないということだ。気を引き締めてやらないと衆議院選挙
 でも各地で同じようなことが起きかねない」と述べ、別の幹部は、「接戦となっていただけに、勝ちきれず、衆議院選挙に弾みをつけられなかったのは残
 念だ。岸田総理大臣みずからが応援に入った最初の選挙で敗北したことは手痛い。ただ、地域的な要素もあるので、全国には波及しないのではないか」と
 の事。
 公明党の西田選挙対策委員長は「選挙結果を真摯に受け止めるとともに、静岡の結果については今後、敗因をよく分析し、衆議院選挙に向けて立て直して
 いきたい」との事。
※自由民主党の遠藤選挙対策委員長は、静岡県特有の事情で負けたと吹聴しているが、今年に入ってから自由民主党と立憲民主党との直接対決の選挙では、
 自由民主党は悉く敗戦し、野党共闘にて日本共産党も立憲民主党の支持に回る事から、来る第49回衆院選挙では、自由民主党・公明党は政権陥落すると
 断言する。

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