全国初の飛び入学試験。第1問は、〈火星の水が失われた原因を論理的に述べよ〉。

見事に最初の合格者3人のうちの1人に選ばれた。
かれた気持ちは起きなかった。
「存分に勉強できて、ただうれしかった」と佐藤さんは言う。

大学院にも進み、光の伝わり方を制御できる「フォトニック結晶」を研究テーマに論文を書いて、修士号を得た

大学院を出ると、宮城県にある財団法人の研究機関に職を得た。
働きながら論文を書いて、博士号も取りたいな。
科学者への道は前途洋々――かと思われた。