岸田首相、今週末にも被災地視察を調整　能登半島地震で発災後初めて

岸田文雄首相が13日にも能登半島地震の被災地に入り、現地を視察する方向で調整していることがわかった。1日の地震発生後、首相が被災地入りするのは初めて。被災状況や支援のニーズを自ら確認し、首長や被災者らとの意見交換も検討する。

政権幹部が明らかにした。天候など被災地の状況次第で、日程を変更する可能性もある。1日の発災後、首相は連日、非常災害対策本部会議に出席して震災対応の指揮を執る一方、被災地の首長らとオンライン会議などで意見を交わしている。

寸断された道路などのインフラ復旧に一定のメドが立ったことなどを踏まえ、今回、視察の調整に入った。避難の長期化も想定し、被災地に入って避難所などの状況を確認する必要があると判断した。

今月5日にあった与野党6党首会談では、現場の救命救助や生活支援を優先するため、党首クラスの被災地入りは当面自粛することを申し合わせていた。首相官邸は、2016年4月の熊本地震の際に、当時の安倍晋三首相が第2震の発災7日後に被災地に入ったことも考慮。岸田首相は自ら被災地に足を運ぶほか、ヘリからの上空視察なども検討する。

朝日新聞　2024年1月9日 17時59分
https://www.asahi.com/articles/ASS195V66S19UTFK00J.html

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【速報】岸田首相、13日に被災地入りで調整 [ばーど★]
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