総務省が8日発表した1月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は28万9467円と物価変動の影響を除いた実質で前年同月比6.3%減少した。マイナスは11カ月連続となる。物価高の影響で、実質ベースの個人消費は弱い動きが続く。

QUICKがまとめた予測の中心値は実質で4.4%減で、下落幅は予想を上回った。23年12月は2.5%減だった。

消費支出を構成する10項目のうち7項目で前年同月を下回った。

日本経済新聞 2024年3月8日 8:36
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