>殺人事件があったのは八戸市の「みちのく記念病院」(413床)。同年3月12日深夜、入院患者の高橋生悦さん(当時73歳)が、アルコール依存症などで入院していた相部屋の男(59)から顔面を歯ブラシの柄で何度も突き刺され、別室で手当てを受けたが、翌13日午前10時10分に死亡が確認された。男は殺人容疑で逮捕され、懲役17年の実刑判決が確定している。
>しかし、病院の対応に疑問を持った職員が13日午後6時過ぎ、県警に内々に通報。県警は急きょ高橋さんの家族と連絡をとり、遺体を司法解剖に回した。県警によると、刺された傷は脳にまで達していた。